ねこねこ幼女の愛情ごはん〜異世界でもふもふ達に料理を作ります!〜7
「メイシーちゃん? ……気持ちよさそうに寝ちゃってるにゃ」

 エリナがほっぺたをつんつんしても、メイシーは目を覚まさなかった。どうやらおなかが満たされて安心したら、睡魔が襲ってきたらしい。

「ウィリオ、妖精の赤ちゃんは?」

「この子もよく眠っている」

「そうにゃんね……妖精のことは妖精に、というわけで、なんとかユー様に連絡を取りたいにゃ。でも、ブローチは赤ちゃんが握っているし……」

 エリナはしばらく頭をひねると「確か、マーレン国の木々はユー様に繋がっているって話を聞いたにゃ。ちょっと試してみるにゃ」

 子猫はうろうろしてからちょっといい感じの根っこを見つけて、そこに膝をついた。そして、根っこに向かって「ユー様あああああーっ!」と叫んだ。

「うん、これでよしにゃ」

「いいのか!」

 ウィリオ王子は『エリナのやることは、時々理解できないが……天才だから仕方がないことなのだろう』と、子猫の謎行動に納得する。この懐の深さは王族ならではなのかもしれない。
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