ねこねこ幼女の愛情ごはん〜異世界でもふもふ達に料理を作ります!〜7
「いや、ごまかされないぞ。どんなに可愛くても、やはり尋ねさせてもらおう」

 ウィリオ王子は胸をドキドキさせながらも、子猫に言った。

「さっきの白猫の女性は……エリナ、なのだろう?」

「にゃっ! にゃんでわかったにゃ?」

 子猫がその場でぴょんと飛び上がったので、皆は噴き出しそうになったがなんとか我慢する。

「わからないと思う方が不思議だぞ? 話し方も振る舞いもエリナそのものだったし」

「耳と尻尾が白い可愛い猫ちゃんが、ふたりもマーレン国の森に現れるなんて確率、めっちゃ低いでしょ」

 ウィリオ王子とセラにそう言われて、エリナは観念した。

「そうにゃん。あれはわたしの別の姿で……わたし、実はケット・シーっていう妖精猫にゃんよ。それでユー様のお手伝いをしていたにゃん」

「そういうことか。理解したぞ」

「ま、ただの子猫ではないと思ってましたからね」

 ふたりが別段驚きもせずに受け入れたので、エリナは「えっ、にゃんで? 秘密にしていたのに、にゃんで怒ってないの?」と尋ねた。
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