ねこねこ幼女の愛情ごはん〜異世界でもふもふ達に料理を作ります!〜7
 果物はとても美味しかったのだが、それだけでは育ち盛りの子どもには足りないので、温泉からあがったふたりは用意されていた朝食に舌鼓を打った。

 ミュリンデルはまだ眠っている。
 力を回復するのに時間が必要らしいので、ユーディリシェイラミアムスはあらかじめ妖精の力を封入してあったルビーやサファイアやアクアマリン、エメラルドといった美しく輝く石をミュリンデルの身体の周りに置いた。

「ミューちゃんは、寝ながらごはん中でーす」

 ユーディリシェイラミアムスがそんなことを言うので、心配していたふたりは噴き出して、安心して食事を取ったのだ。

「美味しかったにゃー」

 エリナにそう言われて、青弓亭のレシピを再現したドリュアドは嬉しそうだ。そして、食後のフルーツを山盛り持ってくる。

「ここは素敵な場所にゃん。怠け者の猫になっちゃいそう……」

 ぽんぽんになったおなかをさすり、フェンリルのモフモフの中に横たわったエリナは満足そうにため息をついた。
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