ねこねこ幼女の愛情ごはん〜異世界でもふもふ達に料理を作ります!〜7
 その横で、頬杖をつきながらメイシーの話を聞いていたユーディリシェイラミアムスは「よくがんばったね、いい子いい子」と彼女の頭を撫でた。

「どうやらミューミューは、ドワーフの国の守護妖精になるためにやって来たみたいだね。でも、力をつける前にダンジョンが生まれるという事件に巻き込まれてしまった、というわけか。魔物がダンジョンを出てメイシーちゃんとミューミューを追いかけてきた、というのがかなり気になるんだけど」

 エリナは心の中で『ミューミューって誰やねん!』と関西風の突っ込みを入れた。

 スルー能力に長けたルディは「俺もその点は気になった。スカイヴェン国の魔物は決してダンジョンから出てこないのだ」と言った。

「国に伝わる伝説によると、遙か昔に我が国にやって来た妖精が、強い力を込めた宝玉をダンジョンの奥底に埋めて魔物を縛りつけてある、となっている。それが要石というものなのだろう」

「その頃には、スカイヴェン国には別の守護妖精がいたのかにゃ?」

「いや、たまたまその時にだけ、ダンジョンの管理のために来たみたいだぞ」

「ふうん……」

 エリナは『フォーチュナさんが派遣した妖精なのかな? あとで聞いてみよう』と考えた。
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