ねこねこ幼女の愛情ごはん〜異世界でもふもふ達に料理を作ります!〜7
「ミューミュー、それはヤバいなんてものじゃないよね?」

 ユーディリシェイラミアムスもさすがに顔をひきつらせていた。

『力がなくて、本当にすみませんーっ!』

 赤ん坊がまたほやほやと泣き出したが、皆はしばし凍りついてしまい、動けなかった。
 このままだと、恐ろしい魔物に世界が蹂躙されてしまうのだ。もはやゼットランドだけの問題ではない。

 だが、ブラックな状況にはやたらと強い、強い精神を持つ子猫が一番に立ち上がった。

「のんびりしている場合じゃないにゃ! ドワーフの国に行ってその要石をパワーアップするにゃんよ。ミュリンデルさんにできなくても、他の妖精が力を注ぎ込めばいいにゃん。それはわたしがやるにゃん!」

「俺もやる」

 フェンリルのモフモフがエリナを包んだ。

「では、わたしはフーっちから力を送ってもらって、わたしの力と共にエリナにまとめて送る手筈を整えるよ」

 フーっちことフィフィール国の守護妖精フーラアヌは、とても強い力を持つ頼りになる先輩なのだ。

「星を壊した時と同じ要領にゃんね、了解にゃ!」

 子猫は腕組みをすると、作戦を練った。
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