ねこねこ幼女の愛情ごはん〜異世界でもふもふ達に料理を作ります!〜7
「そうにゃよ、ミュリンデルちゃんは今は元の大きさに育つことを優先するにゃ。大先輩のユー様とフー様が力を貸してくれるから、ここはわたしたちに任せるにゃ!」

 先輩風を吹かせての『ちゃん呼び』である。
 皆は温かい目でむふむふ言うエリナを見守った。

 子猫は胸元のペンダントを外すと「ユー様、聞こえるにゃん? ダンジョンの奥にある要石のところに到達したにゃんよ」とマーレン国の守護妖精を呼んだ。

 すると、すぐにブローチから返事が聞こえた。

『聞こえてるよ。大丈夫? 怪我なんてしてない?』

「大丈夫、全員かすり傷ひとつないにゃ。猫パワー全開で魔物たちを始末したにゃんね!」

 子猫がむっふんと鼻息を荒くすると、ブローチから『えっ、猫? まさか、エリナちゃんがやったんじゃないよね? ルディくんもウィリオトラスファールレアンもセライラスタングリーズルも、みんなとっても強い子だもんね』

 どうやらユーディリシェイラミアムスは聞き違いということで納得したようだ。

『フーっちにも連絡して妖精の力を送ってもらったから、それも一緒にそっちに渡すね。抱っこしたいからまたフィフィール国にも顔を出してって言ってたよ』

「了解にゃん」

 大ハマグリの妖精であるフーラアヌは、大変なエリナ推しなのだ。
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