ねこねこ幼女の愛情ごはん〜異世界でもふもふ達に料理を作ります!〜7
 ルディが静かな声で言った。

「どうやらこのダンジョンの魔物は、エリナの攻撃があまりにも恐ろしくて、魔物としての働きができなくなってしまったらしいな」

「にゃっ!?」

 子猫は飛び上がった。

「それは、つまり……」

「もうここでは魔物狩りをできなくなった、ということだろう。エリナはこのダンジョンから、『入ダンジョン拒否対象』と認定されてしまったようだな」

「そんな……入店拒否みたいに……ショックだにゃ……」

 エリナの視線の先では、震えすぎたロックウルフが砂と化して消えていくところであった。

 ウィリオ王子が呟いた。

「視線ですら、攻撃になるのか。それは恐ろしいだろうな」

「うにゃああああん、張り切りすぎたにゃあん!」

 モフモフに顔をうずめる子猫は『あれだけやっちゃったら仕方がないよね、魔物だって怖かったよね』という優しい目で見守られたのであった。
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