ねこねこ幼女の愛情ごはん〜異世界でもふもふ達に料理を作ります!〜7
「途中で馬を借りていきます」と言うセラが出発すると、エリナが「まず先に、メイシーちゃんのご家族に会わなくちゃ」と提案した。

「きっと心配してるにゃんよ」

「うん、泊まり込みで鉱物探しに行くことはよくあるけど、今回はさすがにおかしいって思ってるわね。わたしのうちはここから近いの。しばらく森の中を進むけど、大丈夫かな?」

「俺は問題ない」

「わたしは森エルフだからな、森は大得意だ」

 ルディもウィリオ王子も力強く頷いたので、メイシーは「それでは、本気出していっちゃいますよ!」と笑って宣言した。




 普段から鉱物の採集のために森や山を駆け回っているというメイシーは足腰が強く、かなりのスピードで森を進んで行った。エリナとミュリンデルは、フェンリルのモッフモフの背中に乗っているからとても快適だ。

「楽してごめんにゃ」

「ルディさん、ありがとうございます」

 ふたりがお礼を言うと、ルディは「まったく問題ないぞ。メイシーを乗せてもいいのだが、彼女は元気が有り余っているようだからな」は小走りで先頭に立つドワーフの女の子を見た。
 久しぶりに家に帰れるので、気分が浮き立っているようだ。
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