ねこねこ幼女の愛情ごはん〜異世界でもふもふ達に料理を作ります!〜7
 森を抜けてしばらく街道を行くと、小さな町が見えてきた。

「あれがわたしの住むミネルの町です」

「木がたくさん植っていて、すごく綺麗な町にゃんね」

 緑が豊富で、村と町の間のようなミネルは、ものづくりが得意なドワーフの町らしく、ぐるっと取り囲む柵にも装飾が施されている。
 
「……これからは、森の方角に石の塀を作って、町を守るための備えをした方がいい。大丈夫とは思うが、ダンジョンができたからな」

 要石がしっかりしていて、ミュリンデルの管理が行き届いていれば心配はないのだが、王都警備隊長のルディは「万一のために備えるという気持ちが大切なのだ」と言った。

「ルディ殿下、この町の町長に話してもらえますか?」

「ああ、もちろんだ」

 フェンリルは頷き、それから「その前に、着替える場所を用意してもらえると助かる」と付け加えた。

「ここからは馬車を借りて進もうと思う」

「わかりました。王都は一日もかからない距離なので、明日に出発ということで大丈夫ですか?」

「その予定で行こう」
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