ねこねこ幼女の愛情ごはん〜異世界でもふもふ達に料理を作ります!〜7
 立派なフェンリルが突然現れて、ミネルの町のドワーフたちは驚いたが、メイシーと一緒だし、その背には可愛らしい子猫とようやくお座りができるようになった赤ん坊がちんまりと乗っているので、頬を緩ませた。

「おや、メイシーじゃないか。ずいぶんと遠出をしていたのかい? お母さんが待っていたよ」

「おばさん、ありがとう。ちょっと帰りが遅くなっちゃったんだけど、お友達がたくさんできて楽しかったのよ」

「そりゃあなによりだね」

 そんな会話をしながらしばらく歩くと、「あれがわたしのうちです!」と言ってメイシーが駆け出した。

「お母さん、ただいま! 帰りが遅くなってごめんなさい」

 家の扉を開けてメイシーが叫ぶと、すぐにドワーフの女性が出てきた。

「お帰り、メイシー。まったく、やんちゃな女の子なんだから」

 メイシーの母は娘をぎゅっと抱きしめると、存在感があり過ぎるモフモフとその仲間たちを見て「おやおや、たくさんのお友達を連れてきたのね。ようこそ、いらっしゃいました。お入りになって」と笑顔で声をかけた。
< 218 / 254 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop