ねこねこ幼女の愛情ごはん〜異世界でもふもふ達に料理を作ります!〜7
「わたし、こんなに素敵な服を着るのは初めて!」

 メイシーにもドレスが用意されていて、子猫と色違いの双子コーデになっていた。エリナは淡いピンク、メイシーはパステルブルーの柔らかなドレスに、光るビーズと刺繍糸で花の模様が施された透ける生地が重なっていて、その姿は花が咲き乱れる野原から生まれ出た妖精のようだ。

「ふたりとも、お似合いです」

 ちっちゃな手でぱちぱちと拍手をするのは、白いベビー服を着たミュリンデルである。

「ドワーフは手先が器用で、工芸品やアクセサリー、刺繍も素晴らしいものが作れるって聞いていたけど、本当に素敵にゃんね」

 エリナが褒めると、ドワーフの侍女たちは嬉しそうに笑った。

 着替えが終わって居間に行くと、顔を人間に戻した超イケメン王子のルディと、濃い緑色の礼服を身につけた美少年ウィリオ王子と、控えめな従者の服を着ていてもやっぱりイケメン青年のセラがいた。

 エリナは『にゃんなの、この部屋の顔面偏差値の高さは!?』と内心で叫んでしまう。

 ちなみにルディは『なんなのだこのエリナの可愛さは! このままドワーフの王子に結婚を申し込まれでもしたら大変なことだぞ、俺が抱っこして悪い虫がつかないように警戒すべきだろうか?』と親バカ狼さんになっていた。
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