ねこねこ幼女の愛情ごはん〜異世界でもふもふ達に料理を作ります!〜7
 そこへ、息を切らしながら「エリナ様が、本物のエリナ様がお越しというのは真でございますかーっ!?」と、ひとりの若いドワーフ男性が乱入してきた

「まあ、ヨーゼフったら、少し落ち着きなさいな」

 あきれ顔の王妃はそうたしなめてから「エリナちゃん、騒がしくてごめんなさいね」と困り顔になった。

「これが落ち着いていられますでしょうか! ハンバーグはあまりの美味しさに、この国でも人気の料理となり、料理人たちの間で『青弓亭のエリナ』の名は憧れと共に知られているのであります! そして、このたびご本人がいらっしゃったということで、王宮の料理人たちがそわそわして大変なことになっているのであります! もちろん、歓迎の晩餐会のメインメニューはハンバーグなのであります!」

「うにゃにゃにゃっ、ありがとうございます、ドワーフのお兄さん! で、お兄さんはどなたなのですか?」

「あ」

 若いドワーフは口を開けてから、王妃をちらっと見た。そして「めっ!」という顔をされて首をすくめた。
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