ねこねこ幼女の愛情ごはん〜異世界でもふもふ達に料理を作ります!〜7
「エリナ様!」

「青弓亭のエリナ様!」

「ハンバーグのエリナ様!」

 厨房では、ヨーゼフ第四王子をはじめとした料理人たちがエリナを待ち構えていた。借りたエプロンを身につけ、髪をポニーテールにきりりと結んだエリナは「ゼットランドの料理人の皆さん、こんにちは。今日は皆さんと、ハンバーグだねを使った美味しいお料理を作りたいと思います」とにこやかに挨拶をした。

 味見隊長のルディ(謁見が終わったので顔を狼に戻していた)は、端の方に立って見守っている。
 エリナがいると、スカイヴェン国の第一王子ですら影が薄くなりがちだ。

「それでは、まずはミートローフを作りますね」

 張りきった料理人たちがたくさんのハンバーグだねを作っておいたので、さっそく応用に入る。

 エリナはほうれん草、グリーンアスパラガス、細切りのにんじんを茹でた。とうもろこしの茹でたものも作り、包丁で実をこそげ落とす。かたゆで卵も作り、小麦粉をまぶした。

「コクを出すために、キノコとほうれん草をニンニクと一緒に炒めます」

 フライパンでオリーブオイルを温めると刻んだニンニクを入れてじっくりと加熱して香りを出す。そこに刻んだキノコとほうれん草を入れて炒め、塩こしょうで味を整える。

「中に野菜や卵を入れて、切った時に断面が華やかになるように作りますね」

 エリナはハンバーグだねでゆで卵をくるんだものと、野菜を綺麗に並べてくるんだものを作った。

 そして、オーブンに入れると中までじっくりと火を通す。
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