今夜、上司と不倫します  不倫したら一億円もらえるって本当ですか!?



 清良から連絡が来たのは怜也との会食から一週間後だった。
 昼休みにスマホを見た亜都は、清良からのメッセージに震えた。

『仲良くなったみたいですね。仕上げに入っていただきます』
 どういう意味なのか。いや、意味するところはひとつしかない。

 だが、どうやって仕上げるというのか。
 メッセージは続いていた。
『あなたは指定された日にことに及ぶことができるようにしておいて。準備に必要なものはあなたの家に送りましたわ』
 必要なものってなんだろう。
 それは帰宅したらすぐにわかった。

 置き配で置かれた段ボールを部屋に引っ張り込んで中を確認すると、様々なセクシーランジェリーが入っていた。
「嘘……」
 こんな下着が存在するんだ、とまじまじと眺める。もはや下着というより端切れではないのか。

 清楚系を狙うならこっち、と書かれている下着があったので、使うならこちらにしよう、と亜都は思う。白い下着で、レースがたっぷりついていた。
「はあ……借金が恨めしい」
 亜都は下着の山を前に、ぼそっと呟いた。
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