今夜、上司と不倫します 不倫したら一億円もらえるって本当ですか!?
「お早く。清良さまの御命令でございます」
やはりあの人の仲間だった。
亜都は青ざめ、仕方なく服を脱いだ。下着までは脱げなくて、バスローブを羽織る。
「お衣装は洗ってまいります」
従業員は怜也にも事情を告げて出て行った。
どうしよう、と亜都は困惑する。
服がなくて部屋から出られないのは亜都だけだ。怜也が自分を置いて帰ると言えば終わってしまう。
そのとき、部屋のドアがこんこんこん、とノックされた。
こんなかっこうじゃ出て行けない、と思っていると、怜也が対応に出てくれた。
「失礼します。当ホテル内に不審者が現れました。お部屋から出ないようにお願いいたします」
「このホテルで?」
怜也がいぶかしげに尋ねる。
警備もしっかりしている高級ホテルで不審者とは、という疑いが浮かんでいる。
「申し訳ございません。お連れの方にもお伝えください」
そう言って、従業員は下がっていった。
これも仕込みだろう、と漏れ聞いた亜都は思う。
「琴峰さん」
声がかけられ、亜都はどきっとした。声の近さから、彼は脱衣所の近くにいるようだ。
「不審者が現れたそうだから、しばらく部屋から出られなくなった」
「はい」
亜都はそれしか答えられなかった。
やはりあの人の仲間だった。
亜都は青ざめ、仕方なく服を脱いだ。下着までは脱げなくて、バスローブを羽織る。
「お衣装は洗ってまいります」
従業員は怜也にも事情を告げて出て行った。
どうしよう、と亜都は困惑する。
服がなくて部屋から出られないのは亜都だけだ。怜也が自分を置いて帰ると言えば終わってしまう。
そのとき、部屋のドアがこんこんこん、とノックされた。
こんなかっこうじゃ出て行けない、と思っていると、怜也が対応に出てくれた。
「失礼します。当ホテル内に不審者が現れました。お部屋から出ないようにお願いいたします」
「このホテルで?」
怜也がいぶかしげに尋ねる。
警備もしっかりしている高級ホテルで不審者とは、という疑いが浮かんでいる。
「申し訳ございません。お連れの方にもお伝えください」
そう言って、従業員は下がっていった。
これも仕込みだろう、と漏れ聞いた亜都は思う。
「琴峰さん」
声がかけられ、亜都はどきっとした。声の近さから、彼は脱衣所の近くにいるようだ。
「不審者が現れたそうだから、しばらく部屋から出られなくなった」
「はい」
亜都はそれしか答えられなかった。