(二)この世界ごと愛したい



るうが降りてレンが残った?


どこからどこに?




「とりあえず早く稽古終わらせない?」


「…そうだなあ。」




と言うことで、アキトの稽古を開始。



今日は大刀からのスタートで行きたいというアキトの希望通りにします。




「大刀いいよねー。」


「鬼人と一緒ってのはいいよなあ!」


「今はるうも持ち替えたよ。」


「だからお前が剣もらったわけか。」




もらった…というか。


わざわざ私の剣を隠してまで持たされたというか。





「まあそんなとこかなーってことで。参りますねー。」


「はいはい。」




いざ私が斬りかかると、もう幾分慣れた感じもあるアキト。



やっぱり、大刀悪くない。


腕力は言わずもがな問題ないので、それはしっかり振れている。




「…どう?」


「んあ?悪かねえけど、俺はどっちかって言うともう少し小回り効く方がいいんだよなあ。」


「…そうだよね。」




間合いは必然的に広がるけれど、単純に手数が減るからね。





「うーん。やっぱりまだキープ!」


「へえ。」


「持ち替えましょうー。」


「あいよ。」




中々決めきれないです…。


アキトに合う武器。剣ではない気がしたんだけど、私の勘違いだったらどうしよう。





「リンちゃーん!」


「あ、サクおかえり。ごめんね?」




アキトの稽古中にサクが戻って来たけれど、やっぱり割と深手そう。


…ごめんよー。




「ぜんっぜん!寧ろハナちゃんに手当てしてもらって儲けっす!」


「確かにそれはちょっと羨ましい。でもサク今日は上がっていいよ。ゆっくりしてて?」


「えー!俺まだやれるっす!」


「うん、私の気持ちが無理です。」




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