「逢いたい」でいっぱいになったなら~私の片想いが終わるとき
‥‥‥そもそも、コウさんは私のこと好き?
付き合い出してからゆっくり両想いになろうって言ってたし‥‥。
私のこと、好きなんだよね?
・・・ダメだ、どんどんドツボにハマっていってる。
「コウさん、私の沼にハマってくれないかな」
コウさんの家の鍵を見ながら考えてしまう健
選んでって言ってたけど。
わたしが健を選んだらどうするんだろう?
あっさり身を引いてしまう?
コウさんにとって私はそんなもの?
はあ。
どうしたら私の好きが伝わるんだろう?
TRRRRR
着信音がなる。
画面を見て、コウさんからの電話と分かって、慌ててタップした。
コウさん!
「もしもし?」
と尋ねた。
『お疲れさま、美琴。今、大丈夫?』
「うん」
『何してた?』
「ご飯食べてた。しょうが焼き」
『いいね、おいしそう』
いつもと同じ。
低くて甘くて色っぽい声。
コウさんのこの電話はどんな意味があるのだろう。
このあと、本格的な別れ話が始まるのだろうか?
最悪なそうぞうばかりが頭をよぎる。
電話を続けることが恐かったけれど、もっと声を聞いていたかったから、電話を切ることができない。
「コウさんは?もう家?」
『うん。さっき帰ってきたとこ』
「おかえりなさい」
『ただいま』
逢いたい…コウさん。
こうやって話すとりとめのない会話。
コウさんも私との電話を切りがたいと思ってくれているのかな?
コウさんの声を聞けば聞くほど、コウさんに逢いたくなる。
そう思うと、喉の奥が苦しくなって、涙が零れてくる。
『美琴?』
「…ん?」
『少しだけ、ベランダに出れる?』
「え?」
『少しでいい。顔が見たい』
カーテンを開け、窓を開けて急いでベランダに出た。
真下に、こちらを見上げる影が見えた。
「コウさん!」
『美琴』
街頭の光が弱すぎて、コウさんの顔が見えない。
コウさんに逢いたい!
私は玄関に駆けだした。
走って走って、階段を駆け下りた。
外に出て、
「コウさん!!」
コウさんの胸に飛び込んだ。
「コウさん!」
コウさんの胸に飛び込んだ。
両手でぎゅうっと抱きしめられる。
「美琴。好きだ、美琴」
「コウさん!」
「俺、やっぱり美琴が好きだ。
美琴が明石さんの方を選んだとしても、俺は美琴が好きだ。
たくさん、美琴のこと甘やかすよ。
幸せにする。だから、俺を選んで」
「コウさん!」
私はコウさんの背中に手を回し、思いっきり抱きしめた。
「大好き!」
コウさんの胸の中で頭を上に向け、顔を見上げる。
コウさんと目が合う。
「コウさんのことが、好きです」
「・・・美琴・・・」
呟いたコウさんはその端正な顔に満面の笑みを浮かべて、
「美琴、好きだよ」
と言った。
そして、ぎゅーーーっと抱きしめられる。
「く、苦しいよお」
コウさんの強すぎる抱擁に、息ができない。
「あ、ごめん!」
と力を緩めたコウさんは私の顔を見下ろした。
目が合い、互いに微笑み合う。
チュッ。チュッ。
軽いついばむようなキスを二回して、見つめ合う。
コウさんの瞳からは、『大好き』ていう気持ちが溢れて伝わってくる。
「おかえり」
「ただいま」
「俺のところに戻ってきたんだよな?」
「なに言ってるの?ずっとコウさんのところにいるよ」
「美琴、大切にするよ」
「うん。嬉しい。ねぇ、コウさん」
「ん?」
「大好き」
「ふふっ。俺も。大好きだよ」
大きな体にぎゅっと抱きしめられた私は、コウさんの香りに包まれてて、すごく幸せだと思った。
コウさんが大好き。
「ごほん」
通りすがりのおじさんに咳ばらいをされ、道端で抱き合っていたことに気が付いて笑いあう。
「美琴」
「ん?」
「うち来る?」
「うん!行く!」
部屋に戻って夕食の残りをかたずけて、急いでコウさんの所へいった。
付き合い出してからゆっくり両想いになろうって言ってたし‥‥。
私のこと、好きなんだよね?
・・・ダメだ、どんどんドツボにハマっていってる。
「コウさん、私の沼にハマってくれないかな」
コウさんの家の鍵を見ながら考えてしまう健
選んでって言ってたけど。
わたしが健を選んだらどうするんだろう?
あっさり身を引いてしまう?
コウさんにとって私はそんなもの?
はあ。
どうしたら私の好きが伝わるんだろう?
TRRRRR
着信音がなる。
画面を見て、コウさんからの電話と分かって、慌ててタップした。
コウさん!
「もしもし?」
と尋ねた。
『お疲れさま、美琴。今、大丈夫?』
「うん」
『何してた?』
「ご飯食べてた。しょうが焼き」
『いいね、おいしそう』
いつもと同じ。
低くて甘くて色っぽい声。
コウさんのこの電話はどんな意味があるのだろう。
このあと、本格的な別れ話が始まるのだろうか?
最悪なそうぞうばかりが頭をよぎる。
電話を続けることが恐かったけれど、もっと声を聞いていたかったから、電話を切ることができない。
「コウさんは?もう家?」
『うん。さっき帰ってきたとこ』
「おかえりなさい」
『ただいま』
逢いたい…コウさん。
こうやって話すとりとめのない会話。
コウさんも私との電話を切りがたいと思ってくれているのかな?
コウさんの声を聞けば聞くほど、コウさんに逢いたくなる。
そう思うと、喉の奥が苦しくなって、涙が零れてくる。
『美琴?』
「…ん?」
『少しだけ、ベランダに出れる?』
「え?」
『少しでいい。顔が見たい』
カーテンを開け、窓を開けて急いでベランダに出た。
真下に、こちらを見上げる影が見えた。
「コウさん!」
『美琴』
街頭の光が弱すぎて、コウさんの顔が見えない。
コウさんに逢いたい!
私は玄関に駆けだした。
走って走って、階段を駆け下りた。
外に出て、
「コウさん!!」
コウさんの胸に飛び込んだ。
「コウさん!」
コウさんの胸に飛び込んだ。
両手でぎゅうっと抱きしめられる。
「美琴。好きだ、美琴」
「コウさん!」
「俺、やっぱり美琴が好きだ。
美琴が明石さんの方を選んだとしても、俺は美琴が好きだ。
たくさん、美琴のこと甘やかすよ。
幸せにする。だから、俺を選んで」
「コウさん!」
私はコウさんの背中に手を回し、思いっきり抱きしめた。
「大好き!」
コウさんの胸の中で頭を上に向け、顔を見上げる。
コウさんと目が合う。
「コウさんのことが、好きです」
「・・・美琴・・・」
呟いたコウさんはその端正な顔に満面の笑みを浮かべて、
「美琴、好きだよ」
と言った。
そして、ぎゅーーーっと抱きしめられる。
「く、苦しいよお」
コウさんの強すぎる抱擁に、息ができない。
「あ、ごめん!」
と力を緩めたコウさんは私の顔を見下ろした。
目が合い、互いに微笑み合う。
チュッ。チュッ。
軽いついばむようなキスを二回して、見つめ合う。
コウさんの瞳からは、『大好き』ていう気持ちが溢れて伝わってくる。
「おかえり」
「ただいま」
「俺のところに戻ってきたんだよな?」
「なに言ってるの?ずっとコウさんのところにいるよ」
「美琴、大切にするよ」
「うん。嬉しい。ねぇ、コウさん」
「ん?」
「大好き」
「ふふっ。俺も。大好きだよ」
大きな体にぎゅっと抱きしめられた私は、コウさんの香りに包まれてて、すごく幸せだと思った。
コウさんが大好き。
「ごほん」
通りすがりのおじさんに咳ばらいをされ、道端で抱き合っていたことに気が付いて笑いあう。
「美琴」
「ん?」
「うち来る?」
「うん!行く!」
部屋に戻って夕食の残りをかたずけて、急いでコウさんの所へいった。