「逢いたい」でいっぱいになったなら~私の片想いが終わるとき

初めての愛してる

私とコウさんが仲直りをしてしばらくした頃、花ちゃんと壮さんの結婚パーティーが開かれた。

新郎新婦の友人や学生時代の仲間を一斉に招いたパーティーは海辺の一軒家を貸し切って開かれた。
学生時代のフットサル仲間と久しぶりに会って、まるで同窓会のようなノリだった。花ちゃん自身も「プチ同窓会を目指してる」と言っていたように、かなりの人数が集まって歓談していた。

コウさんも、壮さんのサッカー仲間たちと来ているはずなんだけど…。
キョロキョロと探したが、見当たらない。
まあ、そのうち見つかるだろうと、フットサルのみんなと花ちゃんのところに行ってお祝いを言いに行く。

二人はやっぱり美男美女で、ラブラブで幸せそうだった。
何枚か写真を撮った後、フードコーナーへ行き、各々好きな料理を皿にとった。

「あ。見て」
友人が少し離れた窓際を指さす。
みんなが「なに?」「なに?」とその方向に目をやる。

「健と一緒にいる人、めちゃめちゃかっこいい!!」
「本当だ!」
ときゃいきゃい言い始めた。

そちらに目を向けると、健とコウさんのツーショットがあった。

コウさんと健!?
まあ、仕事でもお世話になってるし、この二人はもともと気が合ってたんだから、一緒にいてもおかしくはない。
おかしくはない・・・んだけど・・・。
なに話してるんだろう。
気になる。

でもまあ、二人が気にしてないなら、私が気にするのもおかしな話よね。
うん、気にしない、気にしない。
と思いながら生ハムとチーズのサラダを頬張った。

もぐもぐもぐ。

あ。大笑いしてる。
何話してるんだろう。
やっぱり気になるううう。

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