「逢いたい」でいっぱいになったなら~私の片想いが終わるとき
「今日、何食べにいく?」
「え?」
エレベーターの中で健が尋ねてきた。
「今日、仕事終わりに話があるって言っただろう?」
「え?話?」
花ちゃんと結婚するっていう話以外に何か話があったの?
昨日話して、もうあれでおしまいだと思ってた。
どうしよう。今日はコウさんと会う約束をしてしまった。
エレベーターを降りて会議室に向かって歩く。
「もしかして忘れてた?」
「・・・うん・・・。ごめんなさい」
「まあ、いいよ。それで、今日はご飯行けそう?」
「………ごめん。他の人と約束してしまって…行けない…です」
「う。マジか」
会議室のドアを開けた。
「ごめんなさい」
「いいよ。また今度誘うよ」
「…うん」
結婚の報告をされるのが嫌で昨日のうちにお祝いを言ったつもりだったから、私はもうご飯の話は無くなってるとばかり思っていた。
まだあの約束は続いていたとは……でも。
行きたくない。
ご飯に行ったとして何を話せと?
現時点で気まずいのに?
どんな顔して花ちゃんとののろけ話を聞けと?
拷問か?
だいたい、私は健のことはもうあきらめるって、忘れるって決めたんだ。
コウさんと幸せになるんだもん。
お付き合いしてだんだん好きになって行こうって約束したんだもん。
‥‥‥もう、苦しいのはいやだ。
「美琴?」
「え?」
「入らないの?」
「ああ、うん。入る」
ドアを閉めた。
「え?」
エレベーターの中で健が尋ねてきた。
「今日、仕事終わりに話があるって言っただろう?」
「え?話?」
花ちゃんと結婚するっていう話以外に何か話があったの?
昨日話して、もうあれでおしまいだと思ってた。
どうしよう。今日はコウさんと会う約束をしてしまった。
エレベーターを降りて会議室に向かって歩く。
「もしかして忘れてた?」
「・・・うん・・・。ごめんなさい」
「まあ、いいよ。それで、今日はご飯行けそう?」
「………ごめん。他の人と約束してしまって…行けない…です」
「う。マジか」
会議室のドアを開けた。
「ごめんなさい」
「いいよ。また今度誘うよ」
「…うん」
結婚の報告をされるのが嫌で昨日のうちにお祝いを言ったつもりだったから、私はもうご飯の話は無くなってるとばかり思っていた。
まだあの約束は続いていたとは……でも。
行きたくない。
ご飯に行ったとして何を話せと?
現時点で気まずいのに?
どんな顔して花ちゃんとののろけ話を聞けと?
拷問か?
だいたい、私は健のことはもうあきらめるって、忘れるって決めたんだ。
コウさんと幸せになるんだもん。
お付き合いしてだんだん好きになって行こうって約束したんだもん。
‥‥‥もう、苦しいのはいやだ。
「美琴?」
「え?」
「入らないの?」
「ああ、うん。入る」
ドアを閉めた。