「逢いたい」でいっぱいになったなら~私の片想いが終わるとき
ただいま
仕事が終わってメッセージを送った。
コウさんは駅まで迎えに来てくれた。
「ただいま」
「おかえり」
コウさんと手を繋いで歩く夜道。
コウさんの大きな掌にすっぽりと包まれる。
なぜだろう、ドキドキするのに、ほっとする。
「支度をしてから行きたいから」
と言ったから、曲がり角が一つ変わってコウさんの家ではなく私の家の方へ向かう。
そして、今日も私は道の外側を歩く。
「またあとで」
と、コウさんと別れた私は、急いでシャワーを浴びて、軽くメイクして荷造りをした。
コウさんのマンションの下に着いた私は部屋番号を押した。
ドキドキと心配が止まらない。
ピンポーンという音がして、インターフォンからコウさんの声がした。
『はーい、おかえり』
自動ドアが開く。
エレベーターに乗って階を押す。
心臓の音がどきどきとうるさく鳴った。エレベーターを降りてコウさんの部屋に向かう廊下はほんの少しの距離だ。
どきどきと不安で、遠く感じる。
部屋の前に立った私は、
「す―――は――――す―――――ふっ!」
深呼吸を数回し、気合を入れる。
よしっ!
チャイムを押す。
ピンポーン。
ガチャ。
すぐにドアが開いた。
「おかえり、美琴」
目の前には笑顔なコウさんがいる。
コウさんをみたら、嬉しくなった。
さっきまで感じていた不安も心配も、もうすっかり忘れてしまっていた。
「ただいま!」
コウさんは駅まで迎えに来てくれた。
「ただいま」
「おかえり」
コウさんと手を繋いで歩く夜道。
コウさんの大きな掌にすっぽりと包まれる。
なぜだろう、ドキドキするのに、ほっとする。
「支度をしてから行きたいから」
と言ったから、曲がり角が一つ変わってコウさんの家ではなく私の家の方へ向かう。
そして、今日も私は道の外側を歩く。
「またあとで」
と、コウさんと別れた私は、急いでシャワーを浴びて、軽くメイクして荷造りをした。
コウさんのマンションの下に着いた私は部屋番号を押した。
ドキドキと心配が止まらない。
ピンポーンという音がして、インターフォンからコウさんの声がした。
『はーい、おかえり』
自動ドアが開く。
エレベーターに乗って階を押す。
心臓の音がどきどきとうるさく鳴った。エレベーターを降りてコウさんの部屋に向かう廊下はほんの少しの距離だ。
どきどきと不安で、遠く感じる。
部屋の前に立った私は、
「す―――は――――す―――――ふっ!」
深呼吸を数回し、気合を入れる。
よしっ!
チャイムを押す。
ピンポーン。
ガチャ。
すぐにドアが開いた。
「おかえり、美琴」
目の前には笑顔なコウさんがいる。
コウさんをみたら、嬉しくなった。
さっきまで感じていた不安も心配も、もうすっかり忘れてしまっていた。
「ただいま!」