「逢いたい」でいっぱいになったなら~私の片想いが終わるとき
「ごめんなさい。コウさん。一緒に買い物に行く約束したのに」
「気にしなくていいよ。このまま会社に向かってるよ」
「うん。ありがとう」
修正の方法と掛かる時間、今後の展示会準備の流れと優先順位を考える。
・・・・・だめだ、これだと間に合わない。
違う方法を考える。
・・・・・これでも時間が足りない。どうする?どこから時間を持ってくる?
どうする?
足の上に置いた自分の手をぐっと握りしめる。
考えて、考えて…。
その時、握りしめていた右手がふわりと包まれた。
え?
コウさんが優しく握ったのだった。
ぽんぽん、さすりと撫でられる。
コウさんを見つめた。
信号で止まっているコウさんは、右手をハンドルに着くように私を見ていた。
「なぜ、そんなに不安そうな顔してるんだよ」
「コウさん…だって…」
コウさんはにやりと笑った。
「『大丈夫』にするために、今から会社に行くんだろ?」
「…うん」
「一人じゃない。みんなで何とかするんだろ?」
「…うん」
「俺が知ってる美琴の会社ってさ、活気があって、いつもいいものを作りたいとか、取引先の希望を最大限に活かせるものを模索してくれるんだよね。
だから、こういう時も絶対みんなで何とかするんだろうなって思える」
「うん」
「会社の人から助けを求められる電話がかかってくるとかさ、美琴が会社で頑張ってる証拠だよ。美琴はかっこいいな」
「ありがとう、嬉しい」
コウさんの腕にしがみついた。
「私、頑張る!みんなで絶対に間に合わせてる」
「頑張れ!んッ」
頭にキスを落とされる。
「信号変わるよ」
「はい」
私は助手席に座りなおした。
コウさんはぽんぽんと頭を撫でて車を発進させた。
「気にしなくていいよ。このまま会社に向かってるよ」
「うん。ありがとう」
修正の方法と掛かる時間、今後の展示会準備の流れと優先順位を考える。
・・・・・だめだ、これだと間に合わない。
違う方法を考える。
・・・・・これでも時間が足りない。どうする?どこから時間を持ってくる?
どうする?
足の上に置いた自分の手をぐっと握りしめる。
考えて、考えて…。
その時、握りしめていた右手がふわりと包まれた。
え?
コウさんが優しく握ったのだった。
ぽんぽん、さすりと撫でられる。
コウさんを見つめた。
信号で止まっているコウさんは、右手をハンドルに着くように私を見ていた。
「なぜ、そんなに不安そうな顔してるんだよ」
「コウさん…だって…」
コウさんはにやりと笑った。
「『大丈夫』にするために、今から会社に行くんだろ?」
「…うん」
「一人じゃない。みんなで何とかするんだろ?」
「…うん」
「俺が知ってる美琴の会社ってさ、活気があって、いつもいいものを作りたいとか、取引先の希望を最大限に活かせるものを模索してくれるんだよね。
だから、こういう時も絶対みんなで何とかするんだろうなって思える」
「うん」
「会社の人から助けを求められる電話がかかってくるとかさ、美琴が会社で頑張ってる証拠だよ。美琴はかっこいいな」
「ありがとう、嬉しい」
コウさんの腕にしがみついた。
「私、頑張る!みんなで絶対に間に合わせてる」
「頑張れ!んッ」
頭にキスを落とされる。
「信号変わるよ」
「はい」
私は助手席に座りなおした。
コウさんはぽんぽんと頭を撫でて車を発進させた。