「逢いたい」でいっぱいになったなら~私の片想いが終わるとき
「美琴の手作りカレー、嬉しい」
「おいしい!」
「麦ごはんとカレーって合うんだね」
「春雨サラダもオクラもおいしい!」
美味しい美味しいと言ってパクパクと食べてくれた。
褒め上手なコウさんに私の顔も綻んだ。
そんな時に気が付いた。
コウさんの服が朝仕事に来て行ったスーツではなかったのだ。
「ねえ、コウさん。どうして私服?」
「ああ。家に帰ったらからね。着替えてきた」
「そうだったんだ」
「美琴がいると思って家に帰ったらいなかったから焦った」
「あ、なんかごめん」
「俺がいなくてもキッチン使っていいんだよ?」
「うん……でも、やっぱり家主がいない部屋にいるのは落ち着かない」
「そうか。それなら、俺がいなくても平気で料理できるくらい家に慣れてもらわないとな。
たくさんおうちデートしよう」
「うん」
うんとは言ってみたものの、人様の家の鍵を預かるのはやはり抵抗がある。
あとで返そうと思った。
*
カレーを食べ終わった私たちは面倒になる前に片づけを済ませて、お酒を飲むことにした。
スパークリングワインを飲み切って、コウさんはビールを、私はカシスソーダを作って飲んだ。
二人でくっついて座っておしゃべりをしながらお酒を飲む。
コウさんは楽しそうに、私の頭の頂上で揺れるお団子を揺らして遊んだ。
私はコウさんにもたれかかってカシスソーダを飲む。
いろんなことが面白くて、笑ってしまう。
*
そして気が付けば、私はベッドの中で。
コウさんはいつものように私を抱きしめて眠っている。
服を着たまま寝てるから、多分私が寝ちゃったんだろうな。
もうお酒はほどほどにしようと心に決めるのだった。
「おいしい!」
「麦ごはんとカレーって合うんだね」
「春雨サラダもオクラもおいしい!」
美味しい美味しいと言ってパクパクと食べてくれた。
褒め上手なコウさんに私の顔も綻んだ。
そんな時に気が付いた。
コウさんの服が朝仕事に来て行ったスーツではなかったのだ。
「ねえ、コウさん。どうして私服?」
「ああ。家に帰ったらからね。着替えてきた」
「そうだったんだ」
「美琴がいると思って家に帰ったらいなかったから焦った」
「あ、なんかごめん」
「俺がいなくてもキッチン使っていいんだよ?」
「うん……でも、やっぱり家主がいない部屋にいるのは落ち着かない」
「そうか。それなら、俺がいなくても平気で料理できるくらい家に慣れてもらわないとな。
たくさんおうちデートしよう」
「うん」
うんとは言ってみたものの、人様の家の鍵を預かるのはやはり抵抗がある。
あとで返そうと思った。
*
カレーを食べ終わった私たちは面倒になる前に片づけを済ませて、お酒を飲むことにした。
スパークリングワインを飲み切って、コウさんはビールを、私はカシスソーダを作って飲んだ。
二人でくっついて座っておしゃべりをしながらお酒を飲む。
コウさんは楽しそうに、私の頭の頂上で揺れるお団子を揺らして遊んだ。
私はコウさんにもたれかかってカシスソーダを飲む。
いろんなことが面白くて、笑ってしまう。
*
そして気が付けば、私はベッドの中で。
コウさんはいつものように私を抱きしめて眠っている。
服を着たまま寝てるから、多分私が寝ちゃったんだろうな。
もうお酒はほどほどにしようと心に決めるのだった。