エリート御曹司の溺愛に甘く蕩かされました
第六章
幸せな輝きを身に着けて
あっという間に梅雨入りし、七月中旬。今朝は珍しく晴れていて爽やかな朝だ。うん、幸先が良いな。
今日はいよいよ、Ange Premierのお披露目イベントが開催されるんです!
都内のラグジュアリーホテルにて、関係者を呼んでの華やかなブランド発表会。勝負の日ともいえる大事なPRの場だから、私たちも張り切って準備に携わってきた。
そして、このイベント、実はかなり予想外のことが……。
Ange Premierお披露目イベントが開催される、外資系ブランドの高級ホテル。
その広々とした控室で、私は大きなドレッサーの椅子に座っていた。目の前の鏡には、緊張した面持ちの自分が映っている。
「それでは藤島様、メイクを始めていきますね」
「は、はい。よろしくお願いします」
顔にメイク下地を塗られ、私はそっと目を閉じた。
そう、何故か今の私は、プロのメイクアップアーティストさんにフルメイクを施されている。
一体何があったのかというと、それは以前の社内会議で、イベント内容を詰めていった時に遡って……。
今日はいよいよ、Ange Premierのお披露目イベントが開催されるんです!
都内のラグジュアリーホテルにて、関係者を呼んでの華やかなブランド発表会。勝負の日ともいえる大事なPRの場だから、私たちも張り切って準備に携わってきた。
そして、このイベント、実はかなり予想外のことが……。
Ange Premierお披露目イベントが開催される、外資系ブランドの高級ホテル。
その広々とした控室で、私は大きなドレッサーの椅子に座っていた。目の前の鏡には、緊張した面持ちの自分が映っている。
「それでは藤島様、メイクを始めていきますね」
「は、はい。よろしくお願いします」
顔にメイク下地を塗られ、私はそっと目を閉じた。
そう、何故か今の私は、プロのメイクアップアーティストさんにフルメイクを施されている。
一体何があったのかというと、それは以前の社内会議で、イベント内容を詰めていった時に遡って……。