あれからの僕達が。
「緑風はいつも、そんな危険な日常を送っているわけ?
やだよ、そんなの。
僕の緑風がそんな危ない目にあうなんて、絶対嫌なんだからね!」


って。


僕はかなり本気で言ったんだけど。


「んん?
俺の事を心配してくれるんだ?
それは嬉しいな。
オフクロが国際社会でケンカ売るのはいつもの事だし、時々こんなキナ臭い状況になるのも日常茶飯事って位には慣れてるんだけどな。
ミキに心配してもらえるのが新鮮。」


だなんて事を言いながら、緑風は僕に唇を寄せてくる。


んもうっ!


僕は本当に心配してるのにっ!
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