思い出は、父の拳の暖かさ ☆Kingの召還☆

「契約書、読んだよね?それにここの名前、書いてあったじゃん?」

『オラ、わがらね。』


……。 

「あのね、これからは、おとーちゃんいないんだから、わかったら判子つくんだよ?」


少しムッとした顔になる。 

スイッチ、押しました(笑) 


「それと…」

「葬儀屋さんから戴いたの、何だった?」

『あぁ、あれなぁ?きんつばだったけど、誰もかねべ?』


「じゃあさ、ディサービスのとこだけ、それ持って行って来たら?お年寄りなら、もしかして食べる人いるかもよ?」

『おめ、いぃ事思いついたなぁ?』


それからは2人がかりで(笑)キレイに上熨斗を外して、風呂敷に包んで、お礼に出掛けた母。 


担当者さんは不在だったそうです。 


二回のお風呂、2300円でした。 

父が『さっぱりして、気持ち良かった』ってメールしてきた、お代です☆ 


お世話になりました。 


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