俺の彼女は高校教師
さてと、本を読んでいたら今度は香澄が入ってきた。 「虐められたいから来たわよーーーー。」
「何だよ? 強烈限界m女。」 「何ですって? もう一回言ってごらんなさい。」
「強烈限界m女。」 「どういう意味でしょうねえ?」
「そういう意味だよ。 まだ分かんねえのか?」 「分からないわーーーー。 頭悪いから。」
「4+2は?」 「うーーーん、8.」
「本当に馬鹿だわ こいつ。」 「すみませんねえ 馬鹿でございます。」
「可愛くねえってば。」 「いいんだもん。 さやかちゃんよりは可愛いんだもん。」
「分かった。 後でさやかに言い付けてやるからな。」 「ワワワ、それはやめてよ。」
「いいだろう? さやかより可愛いって言い切ったんだから。」 「やめてったら、、、。 もう。」
膨れっ面で迫ってくる香澄はどっか可愛いんだよなあ。 不意にチューしたくなる気分。
(待て待て。 美和が居るじゃねえか。 それはまずいよ。) (やっちまえよ。 やったもん勝ちだぜ。)
「ねえねえ弘明君 可愛がってくれるわよね?」 香澄が膝の上に座ってきた。
「やめろってば。 誰が見てるか分からないんだから。」 「いいわよ。 誰も居ないから。」
そう言ってキスをせがんでくるのでありまーーす。 まいった。
「あらあら香澄ちゃんは何をしてるのかなあ?」 「ワワワ、さやかちゃんだあ。」
「私より可愛いって言ってたわよね?」 「言ってない言ってない。」
「言った輪よね? 私 傍で聞いてたんだけど、、、。」 「何してたの?」
「本を探してたのよ。 帰ろうと思ってたら香澄ちゃんが入ってきたから帰れなくて、、、。」 「ごめんごめん。」
「軽口は頭に毒よ。 誰が聞いてるか分からないんだからね。」 そう言い残してさやかは図書館を出ていった。
「ああ、驚いた。」 「すっかりやられましたなあ。 お嬢様。」
「弘明君が悪いんだからね。」 「また俺かよ?」
「そうなのよ。 さやかちゃん怒らせたら後が怖いんだから。」 「へえ、お前でも怖い物が有るんだ。」
「あのねえ、私は女の子なのよ。」 「今からおばさんみたいなことをあれだけ言っておいてか?」
「ほんとに意地悪なんだから。」 「それでもこんな俺が好きなんだろう? ドドドドドのmだよなあ。」
「どういう意味よ?」 「そういう意味よ。」
「さてと、掃除に行かなきゃなあ。」 「ああ、逃げるな! こらーーーー!」
チャイムが鳴るのと同時に俺たちはまた追いかけっこを始めた。 ほんとに飽きないなあ俺たち。
そんでもって5時間目は数学でございます。 美和は今日もニコニコしながらノートを見て回ってます。
「うーん、そこは違うんじゃないかなあ?」 「え?」
「xは3なのよ。 引いたらどうなるかなあ?」 「あっそうか。」
グルリト回って俺の机にやってきた。 「やってるわね。」
それだけ言って隣に行ってしまった。 ちきしょうめ。
何でまたこうも無視するのかなあ? 鉛筆で鼻をホジホジシテ居ると、、、。 香澄がシャーペンで首を刺してきた。
「グ、、、。」 その姿が面白かったのか香澄は律子と一緒になってクスクス笑い始めた。
(あんちきしょう、、、。) そのまま休み時間になってもやつらはクスクス笑っている。
「弘明君さあ、高橋先生に無視されたからイライラしてるのよねえ?」 マジ顔で聞いてくる。
「そんなことねえってばよ。」 「大丈夫。 香澄ちゃんが相手してあげるから。」
「またそれか?」 「または無いでしょう? または?」
「お前とはずーーーーーーーーーーーーっとくっ付いてるんだからな。」 「いいじゃない。 弘明君も好きなんでしょう?」
「そりゃあ嫌いじゃないけどさあ。」 「じゃあ好きなのね? 良かったあ。」
「ああ、待て待て! こらーーー!」 「また始まったわよ。」
「ほっときましょうよ。 相手すると疲れるから。」 「そうよね。」
さやかたちが冷めた目で見ている中、俺たちは飽きずに追いかけ回しているのであーる。 「待てーーーーーー!」
「またやってるよ。」 太一郎も呆れ顔で俺たちを見詰めている。
「6時間目は理科なんだけど、、、。」 「うわーーー、忘れてた。 行かなきゃ噴火するーーーーーー。」
「大げさよねえ。」 「いいじゃない。 あれが香澄なんだから。」
真理子もいい加減にうんざりしているみたい。 そりゃそうだよな、この3年間 毎日のように見せられてきたんだから。
授業が終わるとまたまた追いかけっこの再開です。 香澄が昇降口へ突っ走っていきました。
その後を俺が一生懸命に追い掛けてるわけ。 何でこうなるの?
もう少しで追い付くっていう所で香澄がフッと振り向いたものだから大変。 俺は香澄をぶっ倒して上に重なったんだ。
「やったあ!」 でかい声で香澄が叫んだものだからその辺に居た人たちがみんな振り向いた。
「馬鹿。 叫ぶやつが有るか。」 「おいおい、そこのお二人さん 何をしてるんだ?」
「ここはラブホじゃないんだぞ。」 生徒指導部の鎌鼬だ。
「すいません。 喧嘩してたんです。」 「喧嘩して抱き合ったりするのか?」
「いや、それは、、、。」 「補導されないように気を付けるんだな。」 鎌鼬が行ってしまった後、俺は香澄の頭を小突いた。
「お前が叫ぶから鎌鼬に睨まれただろうがよ。」 「エヘ。 やっちゃった。」
「やっちゃったじゃねえよ。 まったく、、、。」 「何してんのよ 二人とも。」
騒ぎを聞きつけて美和まで飛んできた。 「追いかけっこしてたんだよ。」
「追いかけっこ? それだけ?」 「そうだよ。」
「紛らわしいことをしないで。 分かった? 香澄ちゃん。」 「ごめんなさい。」
美和が行ってしまった後、香澄は俺の脇をど突いてきた。 「何だよ?」
「弘明君が上に乗ったから騒ぎになっちゃったでしょう?」 「馬鹿だなあ。 お前が叫んだから騒ぎになったんだよ。」
「また私のせいなの?」 「しょうもねえことばっかやるんじゃねえよ。」
「いいんだもん。 弘明君にくっ付いてやるんだもん。」 何処までそうなんだか、、、?
「だからやめろっての。」 「やってやるんだもん。 仕返しするんだ。」
「その顔でか?」 「何よ?」
「そのアンパンみたいな顔で睨まれたって怖くも何ともないんだけど、、、、。」 「いいわ。 お母さんにやってもらうから。」
「やめとけよ。 あの顔で睨まれたら死んじまうわ。」 「エヘ。 勝ったわ。」
「そうですかそうですか。 香澄様。」 「何よ その言い方?」
「あのさあ、スカート捲れてるんだけど、、、。」 「え? キャー 変態!」
よっぽどにトイレで慌ててたのかなあ? それにしてもしょうがねえお嬢様だぜ。
看板の陰でスカートを直してからまたまた俺にくっ付いてきた。 「飽きもしねえでよくくっ付いてられるなあ。」
「好きなんだもん。 離れたくないんだもん。」 「あっそ。」
「冷たいなあ。」 「お前のほうがもっと冷たいけど、、、。」
「失礼ねえ。 冷たいのは手だけです。」 「顔だって十分に冷たいけど。」
「冷たい顔ってどんな顔なのよ?」 「そんな顔だよ。 ワー、冷たい。」
「あの二人さあ、何とかならないの?」 「なるんだったらとっくの昔になってるわよ。」
「そっか。 それもそうね。」 律子たちが冷ややかに見ている中、俺たちはコンビニに飛び込んでいった。
またまたいつものようにアイス最中を買う。 「お前も食べるだろう?」
「食べたいなあ。」 「ほら、チョロ。」
「何よ チョロって?」 「お前、ネズミみたいなんだもん。」
「失礼ねえ。 これでも私は人間です。」 「へえ、バターに踏み潰されたネズミみたいな顔してるのに?」
「ひどいなあ。 そこまで馬鹿にするのね? 泣いちゃうから。」 「どうぞ。 ご自由に。」
俺が店を出ると香澄が閻魔様みたいな顔で追い掛けてきた。 「許さないんだからーーーー!」
「元気いいなあ。 君って陸上部だったっけ?」 「何言ってるのよ? 私は帰宅部よ。」
「自慢するなよ。 馬鹿。」 「うわ、また馬鹿にした。」
「またでもたまでもいいけど電車行っちまうぞ。」 「次の電車に乗りましょう。」
「何だよ? 強烈限界m女。」 「何ですって? もう一回言ってごらんなさい。」
「強烈限界m女。」 「どういう意味でしょうねえ?」
「そういう意味だよ。 まだ分かんねえのか?」 「分からないわーーーー。 頭悪いから。」
「4+2は?」 「うーーーん、8.」
「本当に馬鹿だわ こいつ。」 「すみませんねえ 馬鹿でございます。」
「可愛くねえってば。」 「いいんだもん。 さやかちゃんよりは可愛いんだもん。」
「分かった。 後でさやかに言い付けてやるからな。」 「ワワワ、それはやめてよ。」
「いいだろう? さやかより可愛いって言い切ったんだから。」 「やめてったら、、、。 もう。」
膨れっ面で迫ってくる香澄はどっか可愛いんだよなあ。 不意にチューしたくなる気分。
(待て待て。 美和が居るじゃねえか。 それはまずいよ。) (やっちまえよ。 やったもん勝ちだぜ。)
「ねえねえ弘明君 可愛がってくれるわよね?」 香澄が膝の上に座ってきた。
「やめろってば。 誰が見てるか分からないんだから。」 「いいわよ。 誰も居ないから。」
そう言ってキスをせがんでくるのでありまーーす。 まいった。
「あらあら香澄ちゃんは何をしてるのかなあ?」 「ワワワ、さやかちゃんだあ。」
「私より可愛いって言ってたわよね?」 「言ってない言ってない。」
「言った輪よね? 私 傍で聞いてたんだけど、、、。」 「何してたの?」
「本を探してたのよ。 帰ろうと思ってたら香澄ちゃんが入ってきたから帰れなくて、、、。」 「ごめんごめん。」
「軽口は頭に毒よ。 誰が聞いてるか分からないんだからね。」 そう言い残してさやかは図書館を出ていった。
「ああ、驚いた。」 「すっかりやられましたなあ。 お嬢様。」
「弘明君が悪いんだからね。」 「また俺かよ?」
「そうなのよ。 さやかちゃん怒らせたら後が怖いんだから。」 「へえ、お前でも怖い物が有るんだ。」
「あのねえ、私は女の子なのよ。」 「今からおばさんみたいなことをあれだけ言っておいてか?」
「ほんとに意地悪なんだから。」 「それでもこんな俺が好きなんだろう? ドドドドドのmだよなあ。」
「どういう意味よ?」 「そういう意味よ。」
「さてと、掃除に行かなきゃなあ。」 「ああ、逃げるな! こらーーーー!」
チャイムが鳴るのと同時に俺たちはまた追いかけっこを始めた。 ほんとに飽きないなあ俺たち。
そんでもって5時間目は数学でございます。 美和は今日もニコニコしながらノートを見て回ってます。
「うーん、そこは違うんじゃないかなあ?」 「え?」
「xは3なのよ。 引いたらどうなるかなあ?」 「あっそうか。」
グルリト回って俺の机にやってきた。 「やってるわね。」
それだけ言って隣に行ってしまった。 ちきしょうめ。
何でまたこうも無視するのかなあ? 鉛筆で鼻をホジホジシテ居ると、、、。 香澄がシャーペンで首を刺してきた。
「グ、、、。」 その姿が面白かったのか香澄は律子と一緒になってクスクス笑い始めた。
(あんちきしょう、、、。) そのまま休み時間になってもやつらはクスクス笑っている。
「弘明君さあ、高橋先生に無視されたからイライラしてるのよねえ?」 マジ顔で聞いてくる。
「そんなことねえってばよ。」 「大丈夫。 香澄ちゃんが相手してあげるから。」
「またそれか?」 「または無いでしょう? または?」
「お前とはずーーーーーーーーーーーーっとくっ付いてるんだからな。」 「いいじゃない。 弘明君も好きなんでしょう?」
「そりゃあ嫌いじゃないけどさあ。」 「じゃあ好きなのね? 良かったあ。」
「ああ、待て待て! こらーーー!」 「また始まったわよ。」
「ほっときましょうよ。 相手すると疲れるから。」 「そうよね。」
さやかたちが冷めた目で見ている中、俺たちは飽きずに追いかけ回しているのであーる。 「待てーーーーーー!」
「またやってるよ。」 太一郎も呆れ顔で俺たちを見詰めている。
「6時間目は理科なんだけど、、、。」 「うわーーー、忘れてた。 行かなきゃ噴火するーーーーーー。」
「大げさよねえ。」 「いいじゃない。 あれが香澄なんだから。」
真理子もいい加減にうんざりしているみたい。 そりゃそうだよな、この3年間 毎日のように見せられてきたんだから。
授業が終わるとまたまた追いかけっこの再開です。 香澄が昇降口へ突っ走っていきました。
その後を俺が一生懸命に追い掛けてるわけ。 何でこうなるの?
もう少しで追い付くっていう所で香澄がフッと振り向いたものだから大変。 俺は香澄をぶっ倒して上に重なったんだ。
「やったあ!」 でかい声で香澄が叫んだものだからその辺に居た人たちがみんな振り向いた。
「馬鹿。 叫ぶやつが有るか。」 「おいおい、そこのお二人さん 何をしてるんだ?」
「ここはラブホじゃないんだぞ。」 生徒指導部の鎌鼬だ。
「すいません。 喧嘩してたんです。」 「喧嘩して抱き合ったりするのか?」
「いや、それは、、、。」 「補導されないように気を付けるんだな。」 鎌鼬が行ってしまった後、俺は香澄の頭を小突いた。
「お前が叫ぶから鎌鼬に睨まれただろうがよ。」 「エヘ。 やっちゃった。」
「やっちゃったじゃねえよ。 まったく、、、。」 「何してんのよ 二人とも。」
騒ぎを聞きつけて美和まで飛んできた。 「追いかけっこしてたんだよ。」
「追いかけっこ? それだけ?」 「そうだよ。」
「紛らわしいことをしないで。 分かった? 香澄ちゃん。」 「ごめんなさい。」
美和が行ってしまった後、香澄は俺の脇をど突いてきた。 「何だよ?」
「弘明君が上に乗ったから騒ぎになっちゃったでしょう?」 「馬鹿だなあ。 お前が叫んだから騒ぎになったんだよ。」
「また私のせいなの?」 「しょうもねえことばっかやるんじゃねえよ。」
「いいんだもん。 弘明君にくっ付いてやるんだもん。」 何処までそうなんだか、、、?
「だからやめろっての。」 「やってやるんだもん。 仕返しするんだ。」
「その顔でか?」 「何よ?」
「そのアンパンみたいな顔で睨まれたって怖くも何ともないんだけど、、、、。」 「いいわ。 お母さんにやってもらうから。」
「やめとけよ。 あの顔で睨まれたら死んじまうわ。」 「エヘ。 勝ったわ。」
「そうですかそうですか。 香澄様。」 「何よ その言い方?」
「あのさあ、スカート捲れてるんだけど、、、。」 「え? キャー 変態!」
よっぽどにトイレで慌ててたのかなあ? それにしてもしょうがねえお嬢様だぜ。
看板の陰でスカートを直してからまたまた俺にくっ付いてきた。 「飽きもしねえでよくくっ付いてられるなあ。」
「好きなんだもん。 離れたくないんだもん。」 「あっそ。」
「冷たいなあ。」 「お前のほうがもっと冷たいけど、、、。」
「失礼ねえ。 冷たいのは手だけです。」 「顔だって十分に冷たいけど。」
「冷たい顔ってどんな顔なのよ?」 「そんな顔だよ。 ワー、冷たい。」
「あの二人さあ、何とかならないの?」 「なるんだったらとっくの昔になってるわよ。」
「そっか。 それもそうね。」 律子たちが冷ややかに見ている中、俺たちはコンビニに飛び込んでいった。
またまたいつものようにアイス最中を買う。 「お前も食べるだろう?」
「食べたいなあ。」 「ほら、チョロ。」
「何よ チョロって?」 「お前、ネズミみたいなんだもん。」
「失礼ねえ。 これでも私は人間です。」 「へえ、バターに踏み潰されたネズミみたいな顔してるのに?」
「ひどいなあ。 そこまで馬鹿にするのね? 泣いちゃうから。」 「どうぞ。 ご自由に。」
俺が店を出ると香澄が閻魔様みたいな顔で追い掛けてきた。 「許さないんだからーーーー!」
「元気いいなあ。 君って陸上部だったっけ?」 「何言ってるのよ? 私は帰宅部よ。」
「自慢するなよ。 馬鹿。」 「うわ、また馬鹿にした。」
「またでもたまでもいいけど電車行っちまうぞ。」 「次の電車に乗りましょう。」