俺の彼女は高校教師
特に気にも留めないまま、昼休みは終わった。 美和とはこれといって話もしないまま、、、。
図書館を出た香澄は何だかポーっとしているみたい。 (ラブレターでも渡したのかな?)
「女同士でも惚れちゃうことって有るんだから。」 さっき律子たちが話してたよな。
だからって香澄を捕まえて問い詰めたいとも今は思わない。 俺だってまだまだ恋仲とは言えないし。
キスしたからってだから恋仲だとは言えないよ。 ほんとに好きかどうかもまだまだ分からない。
「ねえねえ弘明君。 何処まで行くの?」 「え? うわ、やっちまった。」
「何か良からぬことを考えてたでしょう?」 「ないない。 何にも無い無い。」
「うっそだあ。 ボーっとしてる時って何か考えてるんだよね。 いっつも。」 「無いってばよ。」
「さっき私が高橋先生にあげた物がラブレターじゃないかって思ってるんでしょう?」 (ギク、、、。)
「ぜーんぜん違うから安心してちょ。」 「、、、。」
「え? 香澄 高橋先生にラブレター書いたの?」 「りっちゃん 違うってば。」
「女同士惚れちゃうことも有るんだから気を付けないとねえ。」 「真紀ちゃんまで何よ?」
何か知らんが今日のクラスはいつもと違うぞ。 変な病気にでもなったのか?
謎のまま6時間目が終わってみんなは教室を出ました。 「ねえねえ弘明君。 今日は私と一緒に帰ろう。」
いつも後ろを歩いている律子が俺にくっ付いてきた。 「何だよ お前まで?」
「いいじゃん。 いっつも香澄と追いかけっこしてて大変なんだから。」 「そりゃそうだけど、、、。」
「えーーーー? 嫌だったの? ショックーーーーー。」 「ほら始まった。」
「いいんだもん。 死んでやるもん。」 「言うだけだろう? ひょっとこ。」
「だからさあ、ひょっとこはやめてって。」 「飽きないやつだなあ。 コケシ。」
「コケシ? 何それ?」 「分かんねえならいいわ。」
「もうもう、弘明君 やめなさいよ。 バカバカしい。」 「りっちゃんまで、、、。」
律子はずっと俺にくっ付いている。 香澄は、、、?
後ろを振り返ってみると香澄はいつの間にか居なくなっている。 「何処に行ったんだろう?」
「いいじゃない。 駅までは静かでいいわ。」 「そりゃそうだけどあいつのことだから、、、。」
「大丈夫。 死んでやるって言ったって言ってるだけだから。」 「そうかなあ?」
駅に着いてもどうも気になるんだ。 今日の香澄は何処か変。
律子を見送った後、香澄が来るまでホームで待ってみた。 すると、、、。
『高橋先生に家まで送ってもらうね。 ヤッホー‼』
(あの野郎、やりやがった。」 メールを見た俺はそれを無視して電車に乗った。
駅を降りた頃、今度は美和からメールが飛んできた。
『ごめんね。 香澄ちゃんを乗せちゃって。 話したいって言うから乗せたの。
特別に何も無いから安心してね。(^^ゞ』
何か今日は変な日だなあ。 何でこうも美和まで、、、?
商店街を抜けた時、後ろからクラクションが聞こえた。 (誰だろう?)
そう思いながら振り返ったらななななんと、香澄の親父さん。 「よう、元気?」
こういう時は何か有るんだよなあ。 警戒しながら手を振ってみる。
そしたら親父さんは俺をスルーして行っちまった。 「何だい、緊張させておいて、、、。」
転がっている空き缶を蹴り飛ばしたらまたクラクションが聞こえた。 そちらに目をやると今度はあの赤いフェアレディーだ。
空き地に車を止めた美和は窓を開けて笑っている。 「弘明君 ごめんね。 香澄ちゃんを乗せちゃって。」
「いいよ。 それくらいは。」 「香澄ちゃんも友達になりたいんだって。」
「へえ、そうなの?」 「何か有ったの?」
「香澄が美和を見た時、赤くなってたからさあ、、、。」 「ああ、あれね。 女の子ならよく有るわよ。」
「そうなの?」 「何か有ったの?」
「クラスじゃ香澄と美和が恋仲なんじゃないかって噂なんだけど。」 「やあねえ。 私はレズじゃないわよ。」
とはいうけれど、香澄と美和を重ねてみるとすごーーーーーーーく絵になるんだよなあ。 変な想像。
「大丈夫よ。 香澄ちゃんとはそんな仲にはならないから。」 「だといいけどなあ。」
「だってさあ、弘明君とは〈声を潜めて〉キスまでしちゃったんだもん。」 そう言うと美和は真っ赤になった。
「そうだよな。 そうだよね。 そうなんだ。」 「安心してね。 じゃあまた明日。」
空き地から出てエンジンを吹かす美和を見送ってから再び歩き出す。 何とも言えない気分だわ。
家に帰ってくると姉ちゃんも帰ってきていて旅行の話を母ちゃんと盛り上がっている。 「お帰りーーーー。」
「ただいま。」 「何だ? 元気無いなあ。」
「別に、、、。」 「美和ちゃんに振られたか?」
「そんなこと無いよ。」 「そうか。 お前まだまだ子供なんだもんなあ。」
母ちゃんはお茶を飲みながら笑っている。 俺はつまんなくて部屋に飛び込んだ。
(香澄ちゃんとはそんな仲にはならないから大丈夫よ。) 取り合えず納得してはみたけれどどうも飲み込めないんだ。
香澄が惚れ込んでるのは確かなんだし、いつもと違って車に乗せてもらうっていうのも何か気になるんだよなあ。 思い過ごしならいいんだけどさ。
母ちゃんが呼んでいるのも気付かないくらいに俺はボーっとしていた。 何度呼んでも下りてこないもんだから姉ちゃんが呼びに来た。
「あんた、香澄ちゃんと何か有ったの?」 「何にもねえよ。」
「何か有ったんでしょう? 言っちゃいなさいよ。」 「ねえってば。」
「あんたがそう言う時って何か有るんだよね。 話しちゃいなさいよ。 聞いてあげるから。」 「でも、、、。」
「大丈夫。 お母さんには言わないから。」 それでしばらく考えてから俺は全てを話した。
「なあんだ。 そんなことか。 アホらしい。」 「アホらしい?」
「そりゃそうよ。 香澄ちゃんだって美和とも友達になりたいんでしょう? それくらいいいじゃない。 それに美和だって何とも思ってないよ。」 「そうなのかなあ?」
「あんたが心配してどうするのさ? 心配するより数学でいい点を取りなさい。 そっちのほうが心配だわ。」 姉ちゃんは笑いながら一階に下りて行った。
(弘明君だけなのよ。 キスしたのは。) あんなことも言ってたんだっけなあ。
夕食を済ませて部屋に戻ってくる。 スマホにはいくつかメールが来ていた。
『ねえねえりっちゃんと何を話してたの?』
こいつはやっぱり何も分かってないなあ。 どうしようもないやつだわ。
『お前が自殺するんじゃないかって話してたんだけど、、、。』
『嬉しいなあ。 心配してくれてたの? 二人で。』
『取り敢えずは友達なんだからさあ、、、。』
「取り敢えず? どういう意味?』
『そういう意味だけど何か?』
「高橋先生に喋っちゃうぞーーーーー。』
『勝手にしろよ。』
香澄にいい加減返してからメールを確認する。 美和からも来てるじゃないか。
『弘明君が見ていてくれたおかげよ。 優勝できたのは。
ほんとにありがとね。 また日曜日に遊びに来て。 待ってるわ。💛💛💛』
また💛マークが並んでるわ。 やられちまったなあ。
図書館を出た香澄は何だかポーっとしているみたい。 (ラブレターでも渡したのかな?)
「女同士でも惚れちゃうことって有るんだから。」 さっき律子たちが話してたよな。
だからって香澄を捕まえて問い詰めたいとも今は思わない。 俺だってまだまだ恋仲とは言えないし。
キスしたからってだから恋仲だとは言えないよ。 ほんとに好きかどうかもまだまだ分からない。
「ねえねえ弘明君。 何処まで行くの?」 「え? うわ、やっちまった。」
「何か良からぬことを考えてたでしょう?」 「ないない。 何にも無い無い。」
「うっそだあ。 ボーっとしてる時って何か考えてるんだよね。 いっつも。」 「無いってばよ。」
「さっき私が高橋先生にあげた物がラブレターじゃないかって思ってるんでしょう?」 (ギク、、、。)
「ぜーんぜん違うから安心してちょ。」 「、、、。」
「え? 香澄 高橋先生にラブレター書いたの?」 「りっちゃん 違うってば。」
「女同士惚れちゃうことも有るんだから気を付けないとねえ。」 「真紀ちゃんまで何よ?」
何か知らんが今日のクラスはいつもと違うぞ。 変な病気にでもなったのか?
謎のまま6時間目が終わってみんなは教室を出ました。 「ねえねえ弘明君。 今日は私と一緒に帰ろう。」
いつも後ろを歩いている律子が俺にくっ付いてきた。 「何だよ お前まで?」
「いいじゃん。 いっつも香澄と追いかけっこしてて大変なんだから。」 「そりゃそうだけど、、、。」
「えーーーー? 嫌だったの? ショックーーーーー。」 「ほら始まった。」
「いいんだもん。 死んでやるもん。」 「言うだけだろう? ひょっとこ。」
「だからさあ、ひょっとこはやめてって。」 「飽きないやつだなあ。 コケシ。」
「コケシ? 何それ?」 「分かんねえならいいわ。」
「もうもう、弘明君 やめなさいよ。 バカバカしい。」 「りっちゃんまで、、、。」
律子はずっと俺にくっ付いている。 香澄は、、、?
後ろを振り返ってみると香澄はいつの間にか居なくなっている。 「何処に行ったんだろう?」
「いいじゃない。 駅までは静かでいいわ。」 「そりゃそうだけどあいつのことだから、、、。」
「大丈夫。 死んでやるって言ったって言ってるだけだから。」 「そうかなあ?」
駅に着いてもどうも気になるんだ。 今日の香澄は何処か変。
律子を見送った後、香澄が来るまでホームで待ってみた。 すると、、、。
『高橋先生に家まで送ってもらうね。 ヤッホー‼』
(あの野郎、やりやがった。」 メールを見た俺はそれを無視して電車に乗った。
駅を降りた頃、今度は美和からメールが飛んできた。
『ごめんね。 香澄ちゃんを乗せちゃって。 話したいって言うから乗せたの。
特別に何も無いから安心してね。(^^ゞ』
何か今日は変な日だなあ。 何でこうも美和まで、、、?
商店街を抜けた時、後ろからクラクションが聞こえた。 (誰だろう?)
そう思いながら振り返ったらななななんと、香澄の親父さん。 「よう、元気?」
こういう時は何か有るんだよなあ。 警戒しながら手を振ってみる。
そしたら親父さんは俺をスルーして行っちまった。 「何だい、緊張させておいて、、、。」
転がっている空き缶を蹴り飛ばしたらまたクラクションが聞こえた。 そちらに目をやると今度はあの赤いフェアレディーだ。
空き地に車を止めた美和は窓を開けて笑っている。 「弘明君 ごめんね。 香澄ちゃんを乗せちゃって。」
「いいよ。 それくらいは。」 「香澄ちゃんも友達になりたいんだって。」
「へえ、そうなの?」 「何か有ったの?」
「香澄が美和を見た時、赤くなってたからさあ、、、。」 「ああ、あれね。 女の子ならよく有るわよ。」
「そうなの?」 「何か有ったの?」
「クラスじゃ香澄と美和が恋仲なんじゃないかって噂なんだけど。」 「やあねえ。 私はレズじゃないわよ。」
とはいうけれど、香澄と美和を重ねてみるとすごーーーーーーーく絵になるんだよなあ。 変な想像。
「大丈夫よ。 香澄ちゃんとはそんな仲にはならないから。」 「だといいけどなあ。」
「だってさあ、弘明君とは〈声を潜めて〉キスまでしちゃったんだもん。」 そう言うと美和は真っ赤になった。
「そうだよな。 そうだよね。 そうなんだ。」 「安心してね。 じゃあまた明日。」
空き地から出てエンジンを吹かす美和を見送ってから再び歩き出す。 何とも言えない気分だわ。
家に帰ってくると姉ちゃんも帰ってきていて旅行の話を母ちゃんと盛り上がっている。 「お帰りーーーー。」
「ただいま。」 「何だ? 元気無いなあ。」
「別に、、、。」 「美和ちゃんに振られたか?」
「そんなこと無いよ。」 「そうか。 お前まだまだ子供なんだもんなあ。」
母ちゃんはお茶を飲みながら笑っている。 俺はつまんなくて部屋に飛び込んだ。
(香澄ちゃんとはそんな仲にはならないから大丈夫よ。) 取り合えず納得してはみたけれどどうも飲み込めないんだ。
香澄が惚れ込んでるのは確かなんだし、いつもと違って車に乗せてもらうっていうのも何か気になるんだよなあ。 思い過ごしならいいんだけどさ。
母ちゃんが呼んでいるのも気付かないくらいに俺はボーっとしていた。 何度呼んでも下りてこないもんだから姉ちゃんが呼びに来た。
「あんた、香澄ちゃんと何か有ったの?」 「何にもねえよ。」
「何か有ったんでしょう? 言っちゃいなさいよ。」 「ねえってば。」
「あんたがそう言う時って何か有るんだよね。 話しちゃいなさいよ。 聞いてあげるから。」 「でも、、、。」
「大丈夫。 お母さんには言わないから。」 それでしばらく考えてから俺は全てを話した。
「なあんだ。 そんなことか。 アホらしい。」 「アホらしい?」
「そりゃそうよ。 香澄ちゃんだって美和とも友達になりたいんでしょう? それくらいいいじゃない。 それに美和だって何とも思ってないよ。」 「そうなのかなあ?」
「あんたが心配してどうするのさ? 心配するより数学でいい点を取りなさい。 そっちのほうが心配だわ。」 姉ちゃんは笑いながら一階に下りて行った。
(弘明君だけなのよ。 キスしたのは。) あんなことも言ってたんだっけなあ。
夕食を済ませて部屋に戻ってくる。 スマホにはいくつかメールが来ていた。
『ねえねえりっちゃんと何を話してたの?』
こいつはやっぱり何も分かってないなあ。 どうしようもないやつだわ。
『お前が自殺するんじゃないかって話してたんだけど、、、。』
『嬉しいなあ。 心配してくれてたの? 二人で。』
『取り敢えずは友達なんだからさあ、、、。』
「取り敢えず? どういう意味?』
『そういう意味だけど何か?』
「高橋先生に喋っちゃうぞーーーーー。』
『勝手にしろよ。』
香澄にいい加減返してからメールを確認する。 美和からも来てるじゃないか。
『弘明君が見ていてくれたおかげよ。 優勝できたのは。
ほんとにありがとね。 また日曜日に遊びに来て。 待ってるわ。💛💛💛』
また💛マークが並んでるわ。 やられちまったなあ。