~転生悪役令嬢の裏道攻略~ シークレットキャラとたどり着く、処刑回避後のハッピーエンド
「なんでもない。うちの家族はそういうタイプじゃなくてね。行きましょう。十分に安全が確保されているというのなら、多少は付き合います」
さっきの沈んだ声が気にかかったが、ルゼはやっとわずかに肩の荷を下ろしてくれたらしい。渋々といったていで、資料館に入ると、周りの展示物に目を向けゆっくりと順路を進み始める。
さすが観光名所となる綺麗な建物で、お寺や神社にも似た、背筋のぴっと伸びそうな雰囲気が醸し出されている。
ここでは帝国にまつわる様々な文化や発明などの起こりが文章や図でタペストリーに描かれ、歴史の流れが追体験できるようになっているようだ。
(ふーん、こっちの世界ではこういう感じになってるんだ)
それに少年のように目を輝かせて魅入るルゼの隣で、いい傾向だとジェミーも物語の裏側を一緒に楽しむ。
「帝国は、やはり我が国とは成り立ちが全然違うな。多民族より形成された国家なせいか、文化も信仰される宗教も、法律もすべてもととなる思想が違うんだ。ふむ、我が国よりもずっと懐が広く思える」
どこか羨ましそうにぶつぶつと呟くルゼにジェミーは疑問が湧いた。
さっきの沈んだ声が気にかかったが、ルゼはやっとわずかに肩の荷を下ろしてくれたらしい。渋々といったていで、資料館に入ると、周りの展示物に目を向けゆっくりと順路を進み始める。
さすが観光名所となる綺麗な建物で、お寺や神社にも似た、背筋のぴっと伸びそうな雰囲気が醸し出されている。
ここでは帝国にまつわる様々な文化や発明などの起こりが文章や図でタペストリーに描かれ、歴史の流れが追体験できるようになっているようだ。
(ふーん、こっちの世界ではこういう感じになってるんだ)
それに少年のように目を輝かせて魅入るルゼの隣で、いい傾向だとジェミーも物語の裏側を一緒に楽しむ。
「帝国は、やはり我が国とは成り立ちが全然違うな。多民族より形成された国家なせいか、文化も信仰される宗教も、法律もすべてもととなる思想が違うんだ。ふむ、我が国よりもずっと懐が広く思える」
どこか羨ましそうにぶつぶつと呟くルゼにジェミーは疑問が湧いた。