~転生悪役令嬢の裏道攻略~ シークレットキャラとたどり着く、処刑回避後のハッピーエンド
侵略してこようとした帝国をやりこめたのもレビエラなら、助けようとしているのもレビエラ。なんとも皮肉なことだ。
困窮している帝国民や彼ら外交官たちのためにも、一刻も早く帝国と周辺諸国との仲を取り持ってやりたいところ、なのだが。
「カーライル大使殿。帝国になにか他国に売りつけられるような技術や、この地でしか取れない希少な生産物はないのですか?」
ようやく真面目なやり取りになって会話に入ってくる気になったのか、近くに寄ってきたルゼが尋ねると、カーライルは冷たい口調で答えた。
「はぁ。そんなことくらい、我々も考えたに決まってるだろ? だがね、考えても見てくれたまえ。帝国はどちらかというと侵略国家だったんだ。自分たちに必要なものは誰かから奪いとる、その繰り返しで巨大国家へと成長してきたんだ」
態度の悪いカーライルに、年下に説教されているような気分になったのか、ルゼは苛々を懸命に押し隠す。その姿がおかしくて笑ってしまいそうになるジェミーを前に、偉そうなカーライルの講釈は続いた。
「だから自国で技術を発展させるというのがあまり得意じゃなく、いまだ他から奪った技術を持て余しているところがあるのさ。他国に売りつけられるような発明を作り出すには、かなりの投資と努力が必要になってくるだろうねぇ。他に目立った特産品もないことはないのだが」
困窮している帝国民や彼ら外交官たちのためにも、一刻も早く帝国と周辺諸国との仲を取り持ってやりたいところ、なのだが。
「カーライル大使殿。帝国になにか他国に売りつけられるような技術や、この地でしか取れない希少な生産物はないのですか?」
ようやく真面目なやり取りになって会話に入ってくる気になったのか、近くに寄ってきたルゼが尋ねると、カーライルは冷たい口調で答えた。
「はぁ。そんなことくらい、我々も考えたに決まってるだろ? だがね、考えても見てくれたまえ。帝国はどちらかというと侵略国家だったんだ。自分たちに必要なものは誰かから奪いとる、その繰り返しで巨大国家へと成長してきたんだ」
態度の悪いカーライルに、年下に説教されているような気分になったのか、ルゼは苛々を懸命に押し隠す。その姿がおかしくて笑ってしまいそうになるジェミーを前に、偉そうなカーライルの講釈は続いた。
「だから自国で技術を発展させるというのがあまり得意じゃなく、いまだ他から奪った技術を持て余しているところがあるのさ。他国に売りつけられるような発明を作り出すには、かなりの投資と努力が必要になってくるだろうねぇ。他に目立った特産品もないことはないのだが」