この声が続く限り
ところが、角を曲がって公園についても翔はいなかった。

「え・・・。何で?」

ただ、ただ呆然と立ち尽くす私。

次の日、学校へ行き真っ先に10組へ向かう。

「あの~・・・翔君いますか?」

近くにいた男子に聞いてみた。

「え、翔?アイツ今、病院だよ。昨日チャリで事故ったらしくてさ~、テヵもしかして翔の彼女?」

「え?ち、ちがいます!!」

顔が真っ赤になっちゃった。

分かっちゃったかな・・・。

そっか・・・。病院・・・って、え!?
だから昨日・・・

「あ、どこの病院か聞くの忘れた!」
「ほい、彼女ちゃん♪」

「えっ・・・。」

そう言って、さっきの男の子が1枚の紙切れをくれた。

翔の電話番号が書いてあった。
急いで、書いて持ってきてくれたのか、走り書き。

いい人だなぁ。

このときはそうとしか思ってなかった。


< 4 / 32 >

この作品をシェア

pagetop