【完結】島流しされた役立たず王女ですがサバイバルしている間に最強皇帝に溺愛されてました!
「う゛おりゃああぁぁ……っ!」
そして恨みを込めながら力任せにスカートを引き千切った。
ビリビリと音を立てて布は裂けていく。
勢いがよすぎたのかバランスを崩して後ろに尻もちをついてしまうが、ドレスがクッションとなったようだ。
大きな揺れに船から投げ出されてしまうかと思い、心臓がドキドキと音を立てる。
「あぶな……!」
立ちながら危険だと、座りながらドレスを引き裂いていく。
船の端には先ほどまでドレスだったものが積み上がっていた。
(この際、はしたないだなんて言っていられないもの……!)
ここは海の上だ。誰も見ていない。
まずは何か使えるものを探さなければと辺りを見ます。
(せめてオールが……棒があればいいんだけど。この際、何でもいいわ。漕いでもなにもないかもしれないけど、どうにかしないと)
見渡す限り何もない海の上。
もちろん食べ物も飲み物もない。
絶望的なこの状況でこの小さな船だけが命綱である。
(海水はたくさんあるのに……)
喉の渇きに耐えかねて、手で海の水をすくって口元へ。
一口、啜ってみるものの塩水の塩っぱさに顔をしかめる。
そして恨みを込めながら力任せにスカートを引き千切った。
ビリビリと音を立てて布は裂けていく。
勢いがよすぎたのかバランスを崩して後ろに尻もちをついてしまうが、ドレスがクッションとなったようだ。
大きな揺れに船から投げ出されてしまうかと思い、心臓がドキドキと音を立てる。
「あぶな……!」
立ちながら危険だと、座りながらドレスを引き裂いていく。
船の端には先ほどまでドレスだったものが積み上がっていた。
(この際、はしたないだなんて言っていられないもの……!)
ここは海の上だ。誰も見ていない。
まずは何か使えるものを探さなければと辺りを見ます。
(せめてオールが……棒があればいいんだけど。この際、何でもいいわ。漕いでもなにもないかもしれないけど、どうにかしないと)
見渡す限り何もない海の上。
もちろん食べ物も飲み物もない。
絶望的なこの状況でこの小さな船だけが命綱である。
(海水はたくさんあるのに……)
喉の渇きに耐えかねて、手で海の水をすくって口元へ。
一口、啜ってみるものの塩水の塩っぱさに顔をしかめる。