【完結】島流しされた役立たず王女ですがサバイバルしている間に最強皇帝に溺愛されてました!
「シールカイズ王国から招待状が届いています」

『見せろ』


本来ならば無視をするところだが、今はシールカイズ王国の元王女だったメイジーがいる。

封蝋を開くと、そこには女王の結婚式の招待状が入っていた。
ジャシンスは大金をかけて各国の要人を招待しているらしい。

(……コイツは国を潰すつもりなのか?)

今、シールカイズ王国の状況からして結婚式をしている場合ではないことは確かだ。
もっと他にやるべきことがあると思うのだが、彼女には関係ないのだろう。

メイジーが女王になっていたのなら、また違う結末になっていただろうに。


『メイジーと共に出席する。お前たちも来い』

「かしこまりました」

『それと明日、メイジーを呼べ。今回の件で奴らがどんな反応をするのか楽しみだ』

「ですがメイジー様はなんて言うでしょうか」

『さぁな……』


ガブリエーレはそう言って口角を歪める。彼女がどう反応をするのか予想していた。

(嫌がるだろうか。それとも復讐のために俺を利用しようとするだろうか)

逃げ腰になるなんてつまらない。ガブリエーレはメイジーに後者を選択することを望んでいた。
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