【完結】島流しされた役立たず王女ですがサバイバルしている間に最強皇帝に溺愛されてました!

歪な形の真珠でもどうにか利用できないかと考えていた。
子どもたちの遊び道具のままではもったいないではないか。

そこでベルーガから瓶に詰めて売ってみてはどうかと提案をしてもらった。
メイジーは小瓶に小さな色とりどりの真珠を詰めるとなんとも可愛らしい小物になる。
キラキラと輝く真珠は女性心をくすぐるではないか。


「試しにメイジー様の力を込めてみてはどうですか?」

「宝石ではなくてもいいのでしょうか?」

「どんな魔法か詳細がわからない以上、やってみるしかありません」

「わかりました。やってみます……!」


メイジーは島から帰ってから、毎日帝国で魔法の勉強をしていた。
ガブリエーレはメイジーのために、魔法の研究者や講師たちをたくさん用意してくれた。
しかしメイジーの持つ魔法の情報がまったくないため、訓練方法や魔法の使い方は自分で見つけていくしかないらしい。

(お母さまはどんなやり方で魔法を使っていたんだろう)

メイジーは瞼を閉じて『幸せになれますように』と願いを込めてみる。
が……何も変わらないように見えた。

(本当に魔法がかかったのかしら?)

ベルーガやマオ、エレナに見てもらうとやはり魔法がかかっていることはハッキリとわかるそうだ。
だけどメイジーにはわからない。
どうやらメイジーは魔力を視覚で感じることがまだできないようだ。
< 199 / 234 >

この作品をシェア

pagetop