【完結】島流しされた役立たず王女ですがサバイバルしている間に最強皇帝に溺愛されてました!
彼らから見てもメイジーの魔力は知覚できないほどに弱いものらしい。
それがメイジーと貝が作った真珠によって何倍にも増幅されているのだという。

ベルーガやエレナ、侍女たちも信じられないという顔をされた。
どう説明していいかわからないが、とにかく複雑な魔法が何個も絡み合っているように感じたらしい。
メイジーにただカラフルな真珠が普通に小瓶に詰まっているように見えてしまう。

(……これが本当に売れるのかしら)

本当にメイジーの魔法の効果があるのかはわからない。
そこでエレナに数日、真珠の小瓶を持ち歩いてもらうことにした。

効果はすぐに現れたそうだ。
なんと小さなものから大きなものまで幸運が次々と舞い込んできたらしい。
エレナはそのことを毎日、興奮気味に語ってくれた。
メイジーは偶然の可能性もあるのではないかと思ったが、小瓶の魔力が減っていたことがわかったそうだ。

そこでメイジーの魔法の力が改めて証明されることになる。

メイジーの力がはっきりとわかったことでガブリエーレが信頼を寄せているという帝国貴族たちに真珠の小瓶が売られることとなった。

以前の宝石の件もあり、すぐに完売になったそうだ。
特に値段などは定めなかったそうだが、ガブリエーレに呼ばれたメイジーは信じられないものを見ることとなる。


「この札束は……何でしょうか」

『お前の作ったものに対する対価だ』

「どうしてこんなに?」

『それだけ効果が高かったんじゃないか?』

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