【完結】島流しされた役立たず王女ですがサバイバルしている間に最強皇帝に溺愛されてました!

こうしてガブリエーレの一声によってメイジーの願望が叶えられ、牛が船で島に送られることになったのだった。

島民たちと牛舎を作りつつ、牛に興味津々だった。
それからというものすぐに牛を殺して肉にしようとする島民たちを長時間の説得することとなる。
メイジーはなんとメスの乳からは飲み物が出ることを教えると一気にそちらに関心が集まった。

牛を番わせて育てて増やしていけば、安定して肉が食べられることを教えて、やっと食べようとするのを止めてもらえたのだった。

メイジーはこの真珠が売れたということを話すと、島民たちは牛欲しさにメイジーの手伝いを積極的にしてくれるようになった。
貝の色分けや網の大きさが広がったことで、貝もたくさん飼育できるようになる。
帝国にいても島民たちに任せておけば心配はない。

そしてついに……最初にメイジーが仕込んだ貝からは一粒だけ、美しい丸い真珠が出来上がった。

それは本当に美しい仕上がりだった。
メイジーの瞳の色と同じヘーゼル色。
艶や光沢はメイジーが知っていた真っ白な真珠よりもずっと増している。
それも上品な輝きで光の当たり具合によっては色が変わって見える。
ずっと見ていたくなる輝きにうっとりとしてしまう。
< 202 / 234 >

この作品をシェア

pagetop