【完結】島流しされた役立たず王女ですがサバイバルしている間に最強皇帝に溺愛されてました!

まるで手品のようにも見えるが、これもガブリエーレの力なのだろうか。
それにどこかにいった、なくしたと言われると思っていたが、まさかこうして厳重に保管されているとは思わずに驚いてしまう。

(大切にしてくれていたのかしら……そんなわけないわよね)

何となくこのことを聞いたら怒られる気がして、メイジーはあえて触れることはしなかった。


『これをどうするつもりだ?』

「アクセサリーに加工してもらおうかと」

『……ほう。だが、これは俺のだ』


ガブリエーレの言葉に今までの考えが吹き飛んでいく。


「わかっています。ちゃんと返しますわ」

『ならいい』


メイジーはそんなに雫型の真珠が気に入ったのかと首を傾げつつ、宝箱ごと受け取った。

すぐにマオと共にアクセサリーを加工してもらうために宝石店へと向かう。
豪華すぎる馬車と大量の護衛にメイジーは萎縮していた。
店主は色づいた真珠を初めて見たのか、かなり驚いていたように思う。
そしてあることを口にした。


「今までに一度だけ、これと同じものを父が加工していたのを見たことがありました」

「それって……!」

「ホワイトゴールドの丸くて珍しい宝石だった。子どもながらによく覚えています」

「どんな人だったかわかりますか!?」

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