【完結】島流しされた役立たず王女ですがサバイバルしている間に最強皇帝に溺愛されてました!
メイジーは着替えるため部屋から出て行ってとガブリエーレを追い出す。
「い、いきなりなんなのよ! もう……っ」
「メイジー様もメイジー様ですが、皇帝陛下も皇帝陛下ですわ……」
「何のこと?」
エレナや侍女たちから「どっちもどっちですわね」と言われたメイジーは再び顔を傾げるのだった。
こうしたやりとりがあったため、暫くガブリエーレと顔を合わせずらくなってしまった。
数日後、メイジーはマオから受け取った宝石箱を見つめながら下唇を噛み締めていた。
(これをガブリエーレに渡さないと……! でもなんとなく顔を合わせずらいじゃない。どうしてくれるのよっ)
あっという間にシールカイズ王国のパーティーに向かう日になってしまう。
スリーダイト帝国からシールカイズ王国までかなりの時間がかかると思っていたが、なかなか声がかかからないことを不思議に思っていた。
メイジーもまさかとは思いつつも、やはりシールカイズ王国の近くまでは扉で移動するらしい。
(魔法って、本当に便利よね……)
そこからは馬車だが、前もって馬車は先に送ってあるそうだ。
メイジーはドレスに着替えてからガブリエーレの迎えを待っていた。