君が帰るところが私って言ったから、私も帰るところは君
夏美は実家に帰って、自分の部屋のベッドに座って、春奈の小説を読んだ、そして思った。
声優目指した少女が挫折して、故郷に帰ってきて、友達の勤め先のドラッグストアでバイトする。登録販売者資格を取って、東京に戻ってバイトしながら、声優になる話。
これって、私のこと? そのまんまの状況やな。私のこと、思ってくれてたんやな。私がこうなるってわかってたんやな、春奈は。
私、立て直して頑張るわ。春奈、ありがとう。帰ってきてよかった。この小説のとおり、頑張るね。見てて、春奈。また……、また、会えるかな。
夏美の母親が部屋に来た。
「明日、帰るん? 春奈ちゃんのお墓参り行った?」
「ううん、まだ行ってない。お参りしてから東京帰るわ」
「そう、行ったげてや。あの子が正面衝突避けてくれたから、あんたは無傷やったんや。命の恩人やねんから」
「うん、わかってる。もともと一番の親友やし」
声優目指した少女が挫折して、故郷に帰ってきて、友達の勤め先のドラッグストアでバイトする。登録販売者資格を取って、東京に戻ってバイトしながら、声優になる話。
これって、私のこと? そのまんまの状況やな。私のこと、思ってくれてたんやな。私がこうなるってわかってたんやな、春奈は。
私、立て直して頑張るわ。春奈、ありがとう。帰ってきてよかった。この小説のとおり、頑張るね。見てて、春奈。また……、また、会えるかな。
夏美の母親が部屋に来た。
「明日、帰るん? 春奈ちゃんのお墓参り行った?」
「ううん、まだ行ってない。お参りしてから東京帰るわ」
「そう、行ったげてや。あの子が正面衝突避けてくれたから、あんたは無傷やったんや。命の恩人やねんから」
「うん、わかってる。もともと一番の親友やし」