フォーエバーフレンド〜黒猫は会いにいく〜
7☆また一緒だよ
家の中で寝ている母の横を通り過ぎて、部屋にいるのとこまで行ってから。
すぐにミツイは拾った黒猫のことを説明した。
『この子は前世.前前世からの大切な存在なんで、傍にいて欲しいから飼いたい』
と、お願いしてた。
でも、妹というノゾミは、どうやら難しい顔をしていた。
それは、
『たとえどんなに大切な存在でも、命の世話を増やすのは厄介なのには代わりないよ』
という意見があるらしい。
最もな意見で頷ける。
ミツイもわかっている返事だったから、そこに文句は言わなかった。
その代わり。
『ミニクロは人の姿にも化けれるから、自分でもお金を稼げる可能性があるし、少なくても手伝いができるから、普通の猫とは違うよ』
そう説明すると、ノゾミもビックリして。
『変身するとこみたいな!』
目をキラキラさせて、ミニクロを気持ち悪がることなく受け入れた。
ミニクロも、人の姿に変身してみせると、すごいとノゾミが拍手して。
『たしかにこれは、今うちにいる猫達とは格段に違うね!!』
足元で座ってるチビトラとパープーをチラ見すると、2匹はスタスタスターと言葉がわかるようにどこかに行ってしまった。