崖っぷち漫画家はエリート弁護士の溺愛に気付かない
「は、口の中、あっつい」
 そんなことを呟きながら舌が吸われ、歯列が舌でなぞられる。どんどん深くなっていく口づけに溺れそうになりながら彼の背中に両腕を回し抱きしめると、高尚がくすりと小さく笑みを溢した。

「可愛いな」
「あッ!」
 グイッと上衣の裾がナイトブラごと捲り上げられる。ふるりとまろび出た私の胸を見て舌なめずりをした高尚が、すかさず薄っすらと染まった先端へと唇を寄せた。ちゅ、ちゅと吸われ、舌先で弾かれるとその甘い刺激にすぐに体が反応する。
 暫く私の胸を堪能した彼が顔をあげる頃には、胸の頂きはぽってりと赤く熟れていた。その熟れた先端から彼の唾液がつつ、と伝う。

「敏感で、本当に素直な体だよな」
「ちょ、変な言い方しないでって――ひぅっ」
「変か? 最高って言いたかっただけなんだが……まぁ、みのりの体だからそう感じるだけかもな」
 恥ずかしさから思わず反論する私に、ひとりでそう答えを出した高尚。その答えにも言いたいことはあったのだが、彼の手のひらがするりとさがり、私の秘部へ彼の指先が触れたせいで私から言葉を奪ってしまう。
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