崖っぷち漫画家はエリート弁護士の溺愛に気付かない
「こっちのチョコタルト、食べていい? って聞いたぁ」
「あ、ごめんごめん。もちろんいいよー、はい、フォーク」
慌ててフォークを渡し、笑って誤魔化す。そして私は浅見が選んだケーキの隣にあったレアチーズケーキを選んだ。
「でもさ。わざわざ家まで来てくれるなんて、担当さんみのりに好意があるんじゃない?」
ケーキを頬張りながらそんなことを言われ、思わずチーズケーキを吹き出しかける。
慌てて口元を拭いながら思い切り首を左右に振った。
「あり得ないって、そんなの!」
「わかんないよ? 彼氏もできたじゃん。連載だってしてるし、いいなぁ、私もお仕事欲しいなぁ」
「わかるよ、絶対ない。そもそもその彼氏を紹介してくれたのだって増本さんだもん」
「え!?」
正直ここまで話すつもりはなかったのだが、あまり変に勘ぐられたくなくてそう説明する。
「万が一、いや億が一ないんだけど。増本さんがもし私に好意を持っていたら、紹介とかしないでしょ」
(まぁ、私の彼氏候補として引き合わせてくれたんじゃなくって魅力が足りないヒーローの魅力向上のために、モデルとしてって話だったんだけどさ)
「あ、ごめんごめん。もちろんいいよー、はい、フォーク」
慌ててフォークを渡し、笑って誤魔化す。そして私は浅見が選んだケーキの隣にあったレアチーズケーキを選んだ。
「でもさ。わざわざ家まで来てくれるなんて、担当さんみのりに好意があるんじゃない?」
ケーキを頬張りながらそんなことを言われ、思わずチーズケーキを吹き出しかける。
慌てて口元を拭いながら思い切り首を左右に振った。
「あり得ないって、そんなの!」
「わかんないよ? 彼氏もできたじゃん。連載だってしてるし、いいなぁ、私もお仕事欲しいなぁ」
「わかるよ、絶対ない。そもそもその彼氏を紹介してくれたのだって増本さんだもん」
「え!?」
正直ここまで話すつもりはなかったのだが、あまり変に勘ぐられたくなくてそう説明する。
「万が一、いや億が一ないんだけど。増本さんがもし私に好意を持っていたら、紹介とかしないでしょ」
(まぁ、私の彼氏候補として引き合わせてくれたんじゃなくって魅力が足りないヒーローの魅力向上のために、モデルとしてって話だったんだけどさ)