あばかれ、奪われる〜セフレから始まる歪愛〜
悲しみか生理的なものか分からない涙が流れて、私は再び欲に溺れて漣と共に果てた。
そのまま腰を抱かれて移動した先は寝室で、今度は私が漣を見下ろす形で馬乗りにさせられる。
「またしばらく会えないんでしょ」
漣から言われ、私は荒い息を吐きながら頷く。
少し動けば繋がった部分が擦れてまたすぐにイッてしまいそうだった。
「ならこのまま、白雪を堪能させて。俺からは何もしないから」
「…っ、どの口が…!」
何もしないといいつつ手はしっかりと胸を弄っており、体をよじれば内壁を擦られ声が上がる。
いつまでこの体勢でいればいいのか、何をすれば解放されるのか。鈍くなった思考ではうまく考えられず、ただただ時折体を跳ねさせる。
「白雪、かわいー」
言いながら指の腹が身体の中心を撫で、「ひゃあ!」と声を上げるとともに背中が弓なりにしなった。
「…っ、も、や…ぁっ」
「…そうだね。俺も限界、かな」
腰を掴まれ揺すられる。目を閉じてされるがままになっていたが、一際強い波と共に私は漣の体の上に倒れ込んだ。
ドクドクと早く打ちつける鼓動の音が聞こえる。
情交後の気だるさもあり、その音を聞いているうちに眠気に負けてしまった。
「愛してる」
そんな不確かな甘い声をどこか遠くに聞きながら、私はゆっくりと意識を手放した。