あばかれ、奪われる〜セフレから始まる歪愛〜



「どうでもいいって言ったのは、どっちだろうが関係なくモノにするって意味なんだけど」

「!?」


腕を引かれて立たされる。そのまま強い力で引かれて奥にあったベッドの一つに投げ下ろされた。


「昔あんだけ抱き潰されてた男にのこのこ着いてきて、こうなると思わなかったの?」


嘲笑とも軽蔑とも取れる視線で見下ろされ、喉元を押さえられ苦しさで顔を歪める。


「漣、苦し…」

「白雪。俺さ、気付いたんだよ」


腕を掴めば手は離される。しかしその代わりに肩が強く握られた。


「大事に思うほど離れていくんなら、いっそ手込めにした方が良いんだって」


甘い声で落とされた恐怖の言葉。その瞬間に私は思い出す。

——『俺が壊れるって、分かってても?』

そう言った漣の言葉を。あの時の表情を。
水着の肩紐ごと服がずらされ、ぶちぶちと服の繊維が破れる音がする。それと同時に漣の顔が降りてきて、首元に歯が立てられる感覚がした。

瞬間、血の気が失せた。


——噛まれる…!


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