あばかれ、奪われる〜セフレから始まる歪愛〜


その後はシュノーケリング体験の場所に着いたのだが、こちらに関しては当日予約が無理だったらしく漣は船着場近くで時間を潰しているとの事だった。

もしや泳げないのかと問えば「何言ってんの?」と結局どっちだか分からない答えを返され、腑に落ちないまま私はガイドと共に海へ出た。


改めてグアムの海の透明度とウミガメの大きさに驚き、悠々と泳ぐ魚達に癒され時間たっぷり堪能したところで、陸へと戻った。

私服に着替えを済ませ、髪のパサつきが気になり戻ったら即お風呂だな、なんて考えつつ辺りを見回せど漣の姿は無し。

あの自由人は一体どこに行ったんだと思いスマホを開けばメッセージが届いていて場所が添付されており、どうやらここからほど近い場所にあるカフェにいるようだった。


「ここに来いってこと…?」


浮かんだ言葉をそのまま吐き、軽いため息をつきながらマップに従い目的地へ向かう。10分ほど歩いたところで店に到着し、そこの外のテラスにそれらしき人物が見えた。

そして漏れなく、彼を囲む女性たちも。

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