あばかれ、奪われる〜セフレから始まる歪愛〜
二度目のプロポーズ
シャワーから流れる水音が室内に響く。
水飛沫に打たれながら、私達は貪るようにキスをしていた。
唇が離れてはどちらともなく相手の体に肢体を絡ませより深く捩じ込む。そうしているうちに、私は壁際に追い詰められていた。
背中に回されていた手が離れ、漣の手が壁につくと名残惜しげに顔が離され、静かに見つめられる。
「白雪、このままだとのぼせるけどいいの?」
そう言った漣の首に回した手に力を込める。
「…漣はやめれるの?」
「意地悪な聞き方するね」
苦笑しながら漣は首筋へ顔を落とす。ゆっくりと手が移動して私の胸に触れればいつかのように焦ったく撫でるだけでもどかしい。
次第に唇が降りて胸の先に舌が当たる。
「…っ、ふ、」
ピアスによる強い刺激に勝手に声が漏れる。
それを皮切りに反対側も弾かれ、すっかり忘れていた背筋を這い上がる快感に堪らず膝を折ってしまった。崩れ落ちる私を漣が受け止め、優しく床に下ろされる。
「…出ようか」
漣がにこりと笑う。完全に腰が抜けてしまった状態では反論出来ず、そうする他無かった。