道具屋の看板娘、冒険者名は『死神』です。アイテム過剰購入冒険者にムカつきますが、ギルマスにはイヤな奴だと思われたくありません
まだ完了していない項目に2重丸をつける。

「まだ、こんなに?」と、大きなため息を漏らし、急いでとりかかった。

翌朝は道具屋に、ギルドから注文のあったダンジョン調査用のアイテムが大量に届けられた。

ラヴィーネは道具屋の従業員たちと父母、兄で、回復薬や毒消し、マナ強化、麻痺解除、混乱解除etc.…それぞれ箱詰めしギルドに納品した。

「『死神』とは連絡がついたか?」

受付カウンターでは、冒険者が受付譲に訊ねていた。

「ギルマスが礼状は送ったようですけど、まだ登録申請書は届いていません」

冒険者はそれを聞いて、チッと舌打ちをした。

「『死神』さんは、冒険者を見捨てる薄情な冒険者ではありませんから」

受付譲は舌打ちした冒険者に言ったものの、自信なさげだった。

あんな梟便の召集礼状で本当に届いたのかしら? とも思う。

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