鉄仮面の自衛官ドクターは男嫌いの契約妻にだけ激甘になる【自衛官シリーズ】
「そうだな……バラは見ていて美しいと感じる。咲き誇った姿が力強いからかもしれない。それでいうとユリなんかもそうだな。あれは少し上品すぎる気もするが」
「上品な花は、あまり?」
「上品なものというか、格式ばったものは気疲れする。だから美術館や高級ホテルに行くと落ち着かない」
そういう場所には慣れていそうなのに、と少し意外な気持ちになった。それと一緒に、彼の人間らしい一面を知って親近感を抱く。
「悠生さんにも苦手なものがあるんですね」
「当然だ。子どもの頃は血が苦手だった」
「えっ、なのに医官に……?」
「上品な花は、あまり?」
「上品なものというか、格式ばったものは気疲れする。だから美術館や高級ホテルに行くと落ち着かない」
そういう場所には慣れていそうなのに、と少し意外な気持ちになった。それと一緒に、彼の人間らしい一面を知って親近感を抱く。
「悠生さんにも苦手なものがあるんですね」
「当然だ。子どもの頃は血が苦手だった」
「えっ、なのに医官に……?」