鉄仮面の自衛官ドクターは男嫌いの契約妻にだけ激甘になる【自衛官シリーズ】
「無理はしていません。今日一日一緒に過ごして、もしかしたら大丈夫かなと思ったんです。本当に大丈夫でした」
心臓はどきどきしているけれど。そう心の中で付け加える。
軽く手首を振ってブレスレットのチェーンを鳴らすと、悠生さんの表情がやっとやわらいだ。
その顔を見た瞬間、とくんと今までとは違う音が胸の奥で鳴った。彼の思いやりや優しさがブレスレットを通じ、私の中で新しい想いを生み出したかのように。
楽しい一日も終わり、悠生さんが運転する車で帰宅する。物足りないような、それでいて充分すぎる収穫があったような、満たされていないのに満たされている不思議な気分だった。
心臓はどきどきしているけれど。そう心の中で付け加える。
軽く手首を振ってブレスレットのチェーンを鳴らすと、悠生さんの表情がやっとやわらいだ。
その顔を見た瞬間、とくんと今までとは違う音が胸の奥で鳴った。彼の思いやりや優しさがブレスレットを通じ、私の中で新しい想いを生み出したかのように。
楽しい一日も終わり、悠生さんが運転する車で帰宅する。物足りないような、それでいて充分すぎる収穫があったような、満たされていないのに満たされている不思議な気分だった。