鉄仮面の自衛官ドクターは男嫌いの契約妻にだけ激甘になる【自衛官シリーズ】
「あなたの愚痴を言う相手が必要でしょ。ね、律さん」
私まで連絡先を交換するとは思わなかったけれど、断る空気ではなかったから曖昧に笑っておく。
悠生さんがあきれているのを見る限り、昔からコミュニケーション能力が高い人なのだろう。海外研修でもきっとこの調子で周囲と接していたに違いない。
彼女が白衣を着て、仲間とともに医療現場に立つ姿を想像するのは難しくなかった。無意識にその〝仲間〟の中に悠生さんを加えてしまい、じんとした重い痛みを胸に感じる。
亜香里さんは間違いなく私よりも圧倒的に優れた女性だ。
悠生さんとも親しげで、並んだ姿もお似合いだと思うと、無性に切ない。
私まで連絡先を交換するとは思わなかったけれど、断る空気ではなかったから曖昧に笑っておく。
悠生さんがあきれているのを見る限り、昔からコミュニケーション能力が高い人なのだろう。海外研修でもきっとこの調子で周囲と接していたに違いない。
彼女が白衣を着て、仲間とともに医療現場に立つ姿を想像するのは難しくなかった。無意識にその〝仲間〟の中に悠生さんを加えてしまい、じんとした重い痛みを胸に感じる。
亜香里さんは間違いなく私よりも圧倒的に優れた女性だ。
悠生さんとも親しげで、並んだ姿もお似合いだと思うと、無性に切ない。