鉄仮面の自衛官ドクターは男嫌いの契約妻にだけ激甘になる【自衛官シリーズ】
国家の機密を守り、患者のプライバシーを厳守するのが当然の彼が、私のトラウマを口にするはずがない。どうしてあの時、一瞬でも悠生さんを疑えたのかと思うほど、今はすんなりその考えに至る。
「彼女とふたりきりで会うような真似は一度もしていない。……両親の件もあったからな」
「え?」
「実家に呼び出された日があっただろう。あの時、『もっとふさわしい女性を用意する』と改めて言われたから、本気でやるなら絶縁すると言ってきた」
そんなことがあったのかと衝撃を受ける。悠生さんと両親の間になにがあったのか、今日まで私は知らなかった。
「彼女とふたりきりで会うような真似は一度もしていない。……両親の件もあったからな」
「え?」
「実家に呼び出された日があっただろう。あの時、『もっとふさわしい女性を用意する』と改めて言われたから、本気でやるなら絶縁すると言ってきた」
そんなことがあったのかと衝撃を受ける。悠生さんと両親の間になにがあったのか、今日まで私は知らなかった。